年間4回に渡ってお送りする新シリーズ。各四半期ずつの期間の顔ともいうべき方々にスポットを当てて紹介したいと思う。
1月 小保方晴子 30歳
日本の細胞生物学者。理化学研究所発生・再生科学総合研究センター・細胞リプログラミング研究ユニット・ユニットリーダー。外からの刺激で体細胞を初期化することにより、すべての生体組織と胎盤組織に分化できる多能性を持った細胞(STAP細胞)を作製する方法を世界で初めて確立したと発表し、1月29日深夜以降、ニュースで大々的に取り上げられて大きな話題となった。千葉県松戸市出身。東邦大学付属東邦高等学校を経て、AO入試で早稲田大学理工学部応用化学科入学。2006年3月、早稲田大学理工学部応用化学科卒業。研究中、祖母からもらった白い割烹着で取組む姿も話題となった。また、研究室の壁を鮮やかな色彩に塗ったり、アニメキャラクターで飾ったりする特異な部分も報道された。その後、この研究発表について、DATAに重大な問題が見つかり、立て続けに論文の酷似や画像の不適正処理を巡って騒動が起きたのは残念でならない。
http://www.youtube.com/watch?v=lziqbqQu7C0
2月 二山治雄 17歳
ローザンヌ国際バレエ優勝した高校2年生。若手バレエダンサーの登竜門として知られる第42回ローザンヌ国際バレエコンクール最終選考が1日、スイス西部ローザンヌで行われ、長野県松本市の松本第一高校2年、二山(にやま)治雄さん(17)が優勝した。日本人の優勝は2012年以来、2年ぶり。日本人男性としては1989年に最高賞の金賞を受賞した熊川哲也さん以来の快挙とみられる。 2位には横浜市の高校1年、前田紗江さん(15)、6位にもモナコ在住の加藤三希央さん(18)=東京都出身=がそれぞれ入賞。入賞者6人のうち3人が日本人だった。
http://www.youtube.com/watch?v=j4ofQ2EmByU
平野歩夢(ソチ五輪銀メダル)15歳
ロシアのソチで行われている冬季五輪で、中学生の平野歩夢が銀メダルを獲得した。男子はハーフパイプ予選を全体の2位で通過した平野は、決勝2回目に93・50点をマークして2位に滑り込んだ。15歳2カ月でのメダル獲得は、98年長野大会ショートトラック男子500メートルで金メダルを獲得した西谷岳文の19歳1カ月を大幅に更新する冬季五輪日本選手最年少記録。今大会日本選手団初、日本スノーボード史上初のメダルでもあった。2回目で92・25点を出した平岡卓(18=フッド)が銅メダルを獲得。新潟・村上一中3年の平野と大阪・上宮高3年の平岡が、同時に表彰台に立った。
http://www.youtube.com/watch?v=k7YajovQDzE
羽生結弦(ソチ五輪金メダル)19歳
ソチオリンピックの男子フィギュアスケートで、羽生結弦選手が280.09点という高スコアを叩きだし見事金メダルを獲得。日本男子フィギュアスケート初の快挙の金メダルとなる。また羽生結弦選手は個人のショートプログラムで101.45点という史上最高得点を叩きだしフリーに挑んだ。フリーでは1回目の4回転の際に転倒したものの178.64点という高得点を出し、ショートとあわせて280.09点となった。後に続いて競技をおこなったパトリック・チャン(カナダ)選手が銀メダル、デニス・テン(カザフスタン)選手が銅メダルとなった。
また町田樹選手は5位(253.42)、高橋大輔選手は6位(250.67)となった。
早熟の天才はやはりB型だった。
http://www.youtube.com/watch?v=Gbm9tLQoPhU
2月はいずれも10代が光り輝いた。最近、こうした若年層の国際大会での活躍が光る。期待の高梨沙羅(17歳)は4位に終わったが、今回のソチ五輪では、どうしても10代の若い選手にメダルの期待をしなければならなかった責任は重い。一体大人は何をしているのかと。プレッシャーを10代にかけてしまい申し訳ないだろう。逆に10代は失うものが何もないし、チャレンジスピリットは強いため、堂々と自分の力をぶつけられて良かったのかもしれない。
3月 佐村河内守の疑惑問題が露呈
中途失聴とされる聴覚障害がありながら『鬼武者』のゲーム音楽や「交響曲第1番《HIROSHIMA》」などを作曲したとして脚光を浴びたが、2014年2月5日、自作としていた曲がゴーストライターの代作によるものと発覚(「ゴーストライター問題」の項を参照)。聴覚障害の程度についても疑義を持たれており、新垣隆は全ろうは18年間嘘であると『週刊文春』に掲載された独占手記で主張した。横浜市による再検査では中度の感音性難聴と診断され、聴覚障害者ではあるが、障害者手帳の交付の対象となるレベルではなかった。記者会見では記者の質問に逆ギレ。虚言癖と合わせ、嘘で塗り固めた性格や人生が暴露された。この保身的な態度は、政治家の渡辺喜美と同じで、自己弁護のための釈明やおとぼけ発言を繰り返す往生際の悪さだけが際立った。(一部「Wikipedia」から抜粋)
http://www.youtube.com/watch?v=oaLy6naEWrQ
http://www.youtube.com/watch?v=P7S8Ug9Hth0
3月は有名人の汚職やスキャンダル暴露が目立つ月回りとなった。今後も4半期ずつに区切ってこの記事をシリーズ化してお送りしたい。
記事作成:2月15日(土)~3月30日(日)