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Channel: 時遊人SUZUのひとり言
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懐かしの洋楽集(歌詞入り)④

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  私が独断と偏見でセレクトした60~70年代に流行した洋楽を集めたこの記事も、今日が最終回。聞き覚えがあってもタイトルがわからないといった名曲たち。記憶の片隅に埋もれていたに相違ない楽曲の数々が、今回のこの記事で、鮮やかに蘇ってくれたなら嬉しい限りです。では、最終回の今回も、昔懐かしい曲を5曲お送りしたいと思います。

  So Much in Love by THE TIMES

  日本名は「渚の誓い」。1963年の曲。数多くのアーティストがカヴァーした。日本でも英語が堪能な山下達郎が歌った。何度も日本のCMのBGMとして使われた。夏の海が良く似合い、夕日に染まる浜辺の恋とか砂浜で貝殻集めをしている情景が浮かぶ。

 I Only Want To Be With You by Dusty Springfield

 1963年に発表された、ダスティ・スプリングフィールドの代表曲である。「2人だけのデート」と表記されるのもある。その後多くのアーティストによってカヴァーされ、ダスティ自身も64年にドイツ語版もカヴァーした。特に、ベイ・シティ・ローラーズのカバーが世界的なリバイバル・ヒットとなり、特にイギリスと日本で大ヒットした。

 Your Song by  Elton Hercules John

  イギリスのミュージシャンであるエルトン・ジョンのバラード。作曲はエルトン・ジョン自身、作詞はバーニー・トーピン。1970年に発売されたアルバム『僕の歌は君の歌』に収録された。この曲はアメリカでは1970年10月にシングル「パイロットにつれていって」のB面として発売された。しかし、ディスクジョッキーには「僕の歌は君の歌」の方がA面の「パイロットにつれていって」より好まれて取って代わられた結果、イギリスとアメリカのチャートでトップ10ヒットを記録した。何年も歌い継がれているため、40年以上も前という認識が無い。

  20th Century Boy by  T

  1991年にブラッド・ピット主演のリーバイスのCMに採用。SFミステリー映画『20世紀少年』のテーマ・ソング。1973年にシングルとしてリリースされ、全英シングルチャートで3位を 獲得した。オリジナル・スタジオ・アルバムには収録されなかったが、1973年のアルバム 『タンクス』のリイシュー盤にボーナス・トラックとして収録された。1991年の全英トップ20にランクインしている。またウィスキーのジェムソンのテレビ広告では演奏にハープが追加されたものが使用された。トヨタ・ヴォクシー、キリンビバレッジ『別格』のCMソングにも使われている。

  Lovin' You by  Minnie Riperton

 最後はしっとり来る曲で締めたかった。1971年にスティーヴィー・ワンダーのバックコーラスに抜擢され、1974年12月にスティーヴィーのプロデュースによるアルバム『パーフェクト・エンジェル』をリリースした。このアルバムからシングルカットされた「Lovin' You 」が、全米で大ヒットとなった。美しいメロディと演奏側による解釈の自由度から海外ではスタンダード的な曲としてノーマン・コナーズやシャニース、ジュリア・フォーダムなどジャンルやキャリアを問わず多数がカバー。

 私はどちらかと言えばロック系よりもバラード曲のほうが好きだ。だから自ずとセレクトした曲もそのような類が多くなった。もちろん今回取り上げた曲はほんの一握りで、これら以外のシンガーも大好きだ。オリビア・ニュートンジョン、サイモン&ガーファンクル、ビートルズ、カーペンターズ、ビリー・ジョエル、スティービー・ワンダーはあまりにもメジャーすぎるため、今回は割愛した。これまで幾度も当ブログで紹介して来たからだ。しかし、良い物はいつまでたっても廃れたり色褪せることなく、とこしえに私たちの記憶の中に刻み込まれているものだ。
 今回の記事をどう受け止めて頂けたかは不明だが、1964年生まれの私にとっては、古き佳き時代を回顧する意味では、洋楽以外に感慨に浸れる材料はないため、今回のテーマを設定した次第だ。「故きを温ねて新しきを知る」ではないが、時々過去を振り返りつつ、その時代の繁栄や世相と自分が生きた証を重ねてみるのも乙なものかと思う。

 いずれまた、洋楽を取り上げる時もあるかと思う。その時にはまた、違う名曲を紹介できればと思います。

 記事作成:6月18日(木)


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