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Channel: 時遊人SUZUのひとり言
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磐梯熱海・猪苗代周辺マジやばスポット(予告編)

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 本日のこの記事を読む方は心して読んで欲しい。もうすぐ東北地方も梅雨明けを迎えるが、夏の暑い盛りには、とかく人は納涼を求めるもの。そこでこの度、郡山からほど近い場所にある、ミステリースポットを巡ってみようという企画を思いついた。しかし、物見遊山で行くと、霊にとりつかれたり、祟られる恐れがあるため、決して冷やかし気分ではなく、真剣モードで臨みたいと考えている。本日は、そのルートを事前学習する意味で、そのスポットに纏わるさまざまな情報を調べてみた。今のところ8月上旬のウィークデーに早朝5時出発、15時までには帰着で実行したいと考えている。主な訪問地は以下の通り。

 1 旧磐光パラダイス&グランドホテル跡地

 ここはかつて大火災に見舞われ、大勢の宿泊客が亡くなった曰くつきの場所。昭和末期までは磐光パラダイスとホテルが隣接して存在していたが、その後取り壊され、現在は更地。その東側に温泉施設を兼ね備えたユラックス熱海やスケートリンクがオープンし、かつてそんな大惨事があったことを地元の人でも忘れている。

 大火災後に改築されて再オープンし、名物だった「金粉ショー」も復活。私は小学生の頃、そこで開催された「フィンガー5」ショーを見に行き、その後、追っかけで磐梯グランドホテルに潜入したところ、いきなりエレベーターから本人たちが目の前に現れ、ビビったことを覚えている。

 磐光ホテルについてはコチラ

 2 磐梯熱海温泉「河鹿荘」

 国道49号線の温泉街の旧道を会津方面に進むと、磐梯熱海駅を越え、太田総合病院の手前左側にその問題の廃墟ホテルがある。となりは「金×荘×山」というホテルだが、その西隣りに不気味に建っている。ここの建物は奥行がなく、薄っぺら状態。雑草が生い茂り、廃墟感たっぷり。断っておくが、ここには立ち入らない方が無難。実際、2010年12月20日に肝試しで侵入した男性2人が客室で自殺した本宮在住の中年女性の遺体を発見しているからだ。郡山北署が現場検証を行い、当時の新聞にも載った。相当傷みが激しく、平成23年には大震災もあってかなり荒廃が進み、内部は朽ち果てて極めて危険な状態。

http://read2ch.com/r/news/1293020502/

 3 中山宿駅(旧スイッチバックと小福山隧道)

 ここは国鉄時代、鉄道ファンにとって憧れの場所だった。急坂のため、非力なSLでは一気にこの急勾配の坂を登れず、いったんバックして別の軌道に入り、改めて坂を登るというスイッチバック方式を採用。つまり、山の斜面に沿ってジグザグ走行した場所。しかし、今では電化されて以降、電気機関車や特急列車がわけもなく登って行ってしまう。かつての風物詩が姿を消し、この界隈は寂れる一方だ。

 参考にしたブログ
http://www.cafe-dragoon.net/trip/rosen/banetsusaisen_line/05_nakayamajuku2.html

http://www2q.biglobe.ne.jp/~kodama/banetsuw.html

http://blog.livedoor.jp/dob_hp3/tag/%E6%B2%BC%E4%B8%8A%E9%9A%A7%E9%81%93

 4 中山峠界隈廃墟モーテル

 中山峠界隈には廃モーテルが多数散在している。外観観察だけで中には侵入しないつもり。

 5 中山峠旧49号国道

 平成2年に新道(隧道)が開通し、S字カーブを描きながら坂道を登っていた旧道は通行できなくなった。アスファルトも朽ち果てて、雑草が生え、とても通行できる状態ではない。会津に住んでいた頃、何度も通った道路なので、淋しい限りだ。

 参考にしたブログ

http://www10.tok2.com/home/michibeya/road/R49_naka2/04.html

 6 磐越西線旧線トンネル(旧沼上隧道)

 参考にしたブログ

http://www10.tok2.com/home/michibeya/road/R49_naka2/04.html

http://blog.livedoor.jp/dob_hp3/archives/3777616.html

 実は、ここは私が学生時代にバイクで訪れた場所。今は使われていない磐越西線の廃隧道。かつてはSLが通ったに違いない。そこは雑草が行く手を遮り、地元民でも足を踏み入れるような場所のため、不気味極まりない。もし犯罪者が死体を埋めても、まず発見されないであろう未開の場所で、ツキノワグマが出没しそうな危険な雰囲気が漂う。

 7 天神浜湖水浴場

 通常ならここは美しい湖岸線が連なり、遠景で磐梯山を間近に眺められる絶景スポットなのだが、私は個人的に訪れるのを拒み続けた場所である。それは高校時代に、親友とその家族4人で湖水浴にそこを訪れた時に起きた。たまたま駐車場の脇の雑木林をバックに、友人がシャッターを押して写真撮影をしてくれたのだった。帰宅後、しばらく経って、現像上がりの写真を見てびっくり仰天。何と笑顔でひとりで写っている私のすぐ左横に、はっきりとそれとわかる、人間の頭蓋骨(髑髏)が正面を向いて写り込んでいたのだった。怖くなった私は、そのスナップとネガを檀家となっていたお寺に持っていき、お祓いをしてもらったのだった。
 しかし、その後、信じられない出来事が私ではなく、シャッターを押してくれた親友に次々と降りかかったのだった。心霊写真は撮った人がとりわけ霊感が強かったりすると呼ばれて写ると聞いたことがあったが、まさかここまで不幸が続くとは・・・。
 まず、その写真を撮影してからすぐに、彼の愛犬(ポメラニアン)が急死した。続いてその数ヵ月後には薬局を営んでいた祖父が病死。更にその1年後には、母親までもが急性心筋梗塞で急逝。更にはその数ヵ月後に、父親が脳卒中で倒れ、半身不随となり、その2年後には亡くなった。その写真撮影後、不可解にも3年以内に身内が3人と愛犬を失ってしまったのだった。しかも不幸なことに彼はひとりっ子だったことから、天涯孤独の身となってしまったのだった。幸いにもお祓いをした私の周囲には何も起きなかった。だから、この一件以来、10年近くその場所に足を踏み入れるのをためらったのだった。
 もしかすると、その雑木林に殺害された人の死体が埋まっていて、誰かに知らせようと写真に写り込んだのかもしれないとさえ勘ぐった。そこは私にとってそういう曰くつきの場所だったのだ。
 その後、そのことをすっかり忘れていた私が、28歳の時に、当時付き合っていた彼女とドライブして訪れてしまった。その後、結婚まで意識した彼女とは破談してしまった。やはり何か見えない魔力が働いている気がするのだ。時と場合によってはここを素通りすることも有り得る。もし、このブログが更新されなかった時には、私の身に何かあったと思って間違いない。

 8 翁島ペンション

 ここは全国の「廃墟マニア」や「心霊マニア」にその名を轟かせる心霊スポット。いろんな噂が飛び交うが、実際は経営に行き詰まり、そのまま放置され、廃墟化しただけの話。それがいつの間にか「ここで人が死んだ」とか噂が噂を呼び、心霊スポットになってしまった。確かに人目につきにくい森の奥深くにひっそりと佇んでいるため、死霊がさまようような不気味な雰囲気が漂う。不法侵入が相次ぎ、落書きやわざとらしく線香を炊いていったり、あろうことか首吊りを真似たロープを結んで置いていく輩も出没する始末。薄気味悪さは十分だが、洋館風のその建物も、震災や長い年月放置され、荒れ放題となっている。

 参考にしたブログ http://ameblo.jp/6blogs/entry-10472041231.html

 稲川淳二の恐怖の現場 http://www.youtube.com/watch?v=m2Tlc995B6A

 アプローチ

 翁島駅から県道206号線を猪苗代湖方面へ、翁島駅と県道48号線の間丁度半分ほどの距離に旧車道の枝道が在ります。言葉では表現し辛い場所(森の中)に在ります、地図を拡大して参照して下さい。

 地図リンク

http://map.yahoo.co.jp/pl?type=scroll&lat=37.5468412891923&lon=140.0591395979309&z=16&mode=map&pointer=on&datum=wgs&fa=ks&ho

 9 猪苗代緑の村・日本硫黄沼尻鉄道(磐梯急行電鉄)

 ここは岡敦夫が歌った名曲「高原列車は行く」のモデルになった廃線鉄道。通称「沼尻鉄道」。

http://www42.tok2.com/home/kaidoweb/stop/num10.htm

http://www42.tok2.com/home/kaidoweb/stop/num01.htm

10 姫沼

 小学生の頃、亡き父に連れられて釣りをやった沼。といっても沼全体が天然の釣り堀で、鮒を爆釣した思い出があるが、釣り針を周辺の木立に引っ掛けて、なかなか取れずに親父に怒られた想い出がある。

 「やまがっこう」さんのブログ http://green.ap.teacup.com/naraha/1074.html

11 横向きロッジ

 箕輪スキー場から旧土湯道路(野地温泉方面)へ向かい、峠道への入口にある。ここは何と全国の心霊スポットでも人気1位の場所。こちらも土湯トンネルが完成して、旧道となり通行する車はほとんどなくなった。かつての狭くて急な険しい峠を下りるとこの大きな廃屋が現れ、ぞっとしたものだった。箕輪スキー場が完成するまでは横向きスキー場が賑わっていたが、その時に使われていた宿泊施設。3階の窓に男の子の霊が現れるという怪奇現象の目撃例が相次いだことから、心霊スポットになった。

http://maps.loco.yahoo.co.jp/maps?lat=37.55776757&lon=140.10476006&ac=07408&az=&z=13&fa=pa&ei=utf8&p=%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%9C%8C%E8%80%B6%E9%BA%BB%E9%83%A1%E7%8C%AA%E8%8B%97%E4%BB%A3%E7%94%BA#

12 中ノ沢温泉沼尻鉄道(沼尻駅跡)

http://www42.tok2.com/home/kaidoweb/stop/num09.htm

 9.でも記載したが、私もこんな鉄道がかつて走っていたとは知らなかった。沼尻スキー場には20回以上行っているが、まさかだった。川桁駅から沼尻駅まで通っていたらしい。廃線マニアがその痕跡を求めて訪れることも多い。何と50代以上の方のカラオケレパートリー曲になっている「高原列車は行く」はこの鉄道がモデルだとか。

13 母成峠古戦場

 ここは真摯な態度で訪れたい場所。先の戊辰戦争で会津藩のために命懸けで戦い、死んでいった英霊たちの神聖なる場所である。慰霊碑が麓の草原の中にひっそり立つ。母成グリーンライン手前に石筵ふれあい牧場があるが、その途中の道すがらにある。しかし、20年ほど前までは、土曜日ともなると、ここでローリング族が集結し、峠を爆音を響かせてラリーを行っていた。死者の魂を蔑ろに扱う侮辱行為である。英霊たちの安眠を妨げる不届き者たちのパラダイスだったという汚点のスポットだ。よく落ち武者の霊にとりつかれなかったものだ。

http://yaminabe36.tuzigiri.com/fukusima%20nakadoori/bonari.htm

http://blog.goo.ne.jp/kidouhan/e/112565728116ac15a1dd0d253ee1cf91

14 高玉城址

 磐梯熱海町にお城があったとは、郡山市民でも知る人は少ない。今では磐梯熱海ICから石筵牧場方面に向かって500mほど走った左側に石碑がひっそり立つだけ。こんな場所に城があったとは俄かに信じがたいが、事実である。そこが熱海小学校の裏手にあたることから、その小学校にもよからぬ噂が渦巻く。

http://homepage3.nifty.com/otakeya/hukusima/kooriyamasi2.htm

http://www.pacs.co.jp/hist_walk/walk_fukusima04/kooriyama_takatama_cast/index.html

http://blogs.yahoo.co.jp/takecyann2_40/65359082.html

15 高玉金山跡

 この場所も磐梯熱海ICの北側に広がる山岳地帯至にあった。高玉金山は、県道から東側に森をかき分けるように林道を20分ほど入った後、徒歩で更に登山しなければたどり着けないらしい。世界遺産にある建造物とそっくりな「選別所」の廃墟が森の奥深くにひっそり建つ。まるで森の中に隠された要塞のようらしい。煙突や坑道入口も点在しているというのだ。そこは薮と雑草と足場のないような道を分け行って行くと突然現れる、タイムスリップしたかのような異次元空間っぽい印象の場所らしい。でもここはツキノワグマの目撃例が相次いでいることから、容易に近づける場所ではない。

http://www.miharu-e.co.jp/ja7fyg/kouzan/takatama/takatama.html

http://wing.zero.ad.jp/~zbc54213/takatama-.html

http://yamaarukisei.blog59.fc2.com/blog-entry-879.html

16 安子ヶ島城址

http://homepage3.nifty.com/otakeya/hukusima/kooriyamasi2.htm#ako

http://yaminabe36.tuzigiri.com/fukusima%20nakadoori/kooriyama2.htm

 JR磐越西線の安子ヶ島駅の西側にあったとされる城址。今は石碑が残るだけ。しかし、何か怨念があると思わせるのは、この界隈のR49号線では交通死亡事故が後を絶たない点である。毎年、自動車同士の衝突事故が多発している。また、道路を横断中に高齢者が車にはねられて亡くなっている。郡山方面から行くと×田自動車の先からまるでジェットコースターのような下り坂になるが、その地点から安子ヶ島駅の信号付き歩道橋までの間が事故多発地点である。注意されたし。

 さて、ここで念のためお断りしておくが、私は廃墟マニアでもないし、オカルト愛好家でもない。なぜだか夏になると、こうしたミステリアスな場所に吸い寄せられてしまう。もしかすると、こういう場所はあの世への入口かもしれない。特に4.で取り上げた「翁島ペンション」と6.の「横向きロッジ」は、全国の心霊&廃墟マニアの人気ベスト5に入る超レアなオカルトスポットである。稲川淳二の「恐怖の現場」のDVDでも取り上げられているほどだ。

 私はこうした探検にはひとりで出向くが、地縛霊に取りつかれたり、浮遊霊に憑依されたり、最悪祟られる危険が高いので、今回は内部までは潜入しないつもりだ。もちろんそれは、不法侵入や家宅侵入罪として法に抵触する恐れがあるからでもある。「虎穴に入らずんば虎子を得ず」よりも「君子危うきに近寄らず」を選択したい。もし、更新がなかった場合には、私の身に何かよからぬことが起きたと思って間違いない・・・。

 記事作成:6月6日(木)~7月5日(金)


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