その時代によってアイドル像も異なるが、１９７０年代はＯ型が多かった。天地真理、松本ちえこ、麻丘めぐみ、桜田淳子、岡田奈々、木之内みどりらがそうだった。１９８０年代に入るとアイドルは圧倒的にＢ型が多くなった。堀ちえみ、松本伊代、菊池桃子、おニャン子クラブ（河合その子、工藤静香、渡辺美奈代、渡辺満里奈、生稲晃子）、斉藤由貴、南野陽子、相田翔子（ＷＩＮＫ）らがその代表格。そしてこの時期、アイドルが次々登場した時代にあって、特に「Ｂ級アイドル」と呼ばれる方々は、Ｂ型が圧倒していたように思う。
しかし、国民的人気を博したトップアイドルとなると、Ａ型がその本流を担っていた。１９７０年代は山口百恵、１９８０年代は松田聖子と中森明菜という具合だ。
１９９０年代に入ると、「イカ天」に端を発するバンドブームとダンスユニット（ＳＰＥＥＤ、ＴＲＦ、ＭＡＸ）、お色気＆セクシーユニット（シェイプアップガールズ、ギリギリガールズ、イエローキャブ）が数多く登場し、アイドル氷河期を迎えた。
そして、２０００年代以降は、「モー娘。」や「ＡＫＢ」に代表されるように多人数アイドルが闊歩している。これは「おニャン子クラブ」などのファンが親の世代になり、その子どもたちがアイドルに回帰したという印象が強い。
そして２０１０年代も中盤に入ったが、このところ、女性アイドルはＡＢ型が席巻していると言って過言ではない。ではどういうＡＢ型のアイドルがいるか見てみたい。
ＡＫＢグループ（ＡＫＢ、ＳＫＥ、ＨＫＴ、ＮＭＢ）
高橋みなみ 渡辺麻友 生駒里奈 穴井千尋 木本花音、大矢真那、東李苑、内山命、
古川愛李、山田みずほ、木本花音、高寺沙菜、穴井千尋、神志那結衣、若田部遥、
植木奈央、田中優香、太田夢莉、室加奈子、吉田朱里、沖田彩華、高野祐衣、薮下柊、
今井優、鈴木まりや、早乙女美樹、仁藤萌乃、出口陽、谷口愛理
ももいろクローバーＺ
百田夏菜子 佐々木彩夏
アイドリング
遠藤 舞 橋本瑠果
モーニング娘。
鞘師里保 亀井絵里
乃木坂４６
衛藤美彩
その他のアイドル
橋本環奈
AB型の女性は男っぽさを持つが、基本的に合理的な発想で真面目で誠実。リーダー性があって、世渡り上手。小悪魔的なムードを持ち、事務的でそつの無い応対が真骨頂で秘書にしたら最適。
上のＡＢ型のメンバーを見ても、それぞれのユニットのリーダーになっている方が多い。やはりＡＢ型は日本人の１割程度しかいないが、統率力が抜群でその資質は十分ある。周囲への気配りが利き、Ａ型とＢ型の両方に支持される。ＡＢとＯは対極に位置するが、もともとＯ型はＡＢ型が年上であれば、力関係に敏感なだけに、すり寄って行き、可愛がられようと努力するため、結果的に好かれることになる。かつてＯ型の上地雄輔がＡＢ型の島田紳助に好かれたように。
したがって世界的に見ても希少なＡＢ型は、世渡りが上手く、人付きあいなどの処世術に長けているだけに、集団をまとめていく力を身に着けている。
政治家では、ケネディ元大統領、クリントン元大統領、バラク・オバマ大統領、橋本龍太郎元首相、石原慎太郎元東京都知事、アントニオ猪木、海江田万里、田中真紀子、小泉進次郎などがそうだった。
また、かつては芸能人でもAB型は、一種独特な雰囲気や風変わりな特徴、芸風を持った方が多かった。たとえば、稲川淳二、杉本彩、柳沢慎吾、島田紳助、DAIGO、江角マキコ、ウド鈴木、ウッチャンナンチャンなどがそうだった。しかし、今は、誰からも好かれる方が多く登場している。
男性・・・堤真一、市川海老蔵、岡田将生、三浦春馬、水嶋ヒロ、反町隆史、香川照之、
三浦友和、内野聖陽
女性・・・水川あさみ、志田未来、佐々木希、筧美和子、滝川クリステル、大江麻理子、
ベッキー、戸田恵梨香、松下奈緒、水沢エレナ、鈴木えみ、水卜麻美、
中村仁美、江角マキコ、川島なお美、手塚理美、杉本彩、江藤愛
歴史上の人物
諸葛孔明、イエス・キリスト、昭和天皇、上杉謙信、親鸞
やはり、穏やかで平和主義者が圧倒的に多い。AB型はO型の血が入ると生まれない。AB（日本人の９％）とB（日本人の２２％）は極端に少ないため、日本人の１割程度しか誕生しないのも無理は無い。A型夫とB型妻の組み合わせは、真逆の性格のため、喧嘩が多く、妻の不満が大きくなる傾向があるが、その逆パターンは結構、恋人同士のような仲が長続きする。二谷英明と白川由美、京本正樹と山本博美などおしどり夫婦は数多くいた。
しかし、凝り性のB型が家庭そっちのけで趣味にお金をつぎ込んだり、ギャンブルに嵌ったりすると、手がつけられなくなる。萩原聖人と和久井映見、松平健と松本友里のように破局や悲劇を迎えた人も多い。
A型とB型は性格的に対極にいるため、なかなか分かり合えない関係。だからこの型が婚姻に至ることは少ないため、AB型は少ない傾向にある。よってAB型は、割合が少ない分、周囲をよく観察し、自分が生きる知恵を身につけ、さらには世渡りを覚えるために、協調性や公共性、寛容な性格を習得したのかもしれない。
記事作成：１月３日（土）