以前もこのような企画記事を掲載したことがある。CMはその時代を映す鏡とも言える。今回は、旅の情緒を盛り上げてくれる「トラベル編」をお送りします。昔見た懐かしいCMや流行った作品などを取り上げ、その時代を回顧したい。
JR東海 シンデレラエクスプレス
JR東海 東海道新幹線40周年記念CM
1980年代後半から1990年代初頭にかけて繰り返し流された「JR東海」の名物シリーズ。これが成功し、「ファイトエクスプレス」や「ハックルベリーエクスプレス」、さらには「クリスマスエクスプレス」などのヒットシリーズを生んだ。バブル期はこうしたレジャー産業やトラベル産業が隆盛を極めた。
JR東日本20周年キャンペーンCM
軽快なケツメイシの「トレイン」のBGMに乗せて、新幹線が北に向かって走る様を描いた秀作。こういう映像を見るといやがおうにも旅への浪漫を掻き立てられる。
JAL 夢に翼を
明日の空へ https://www.youtube.com/watch?v=k1lax677UXg
憧れの空へ https://www.youtube.com/watch?v=ay5Eo7Nboh4
JALはかつて海外へ旅する唯一の空路として反映を極め、パイロットやスチュワーデス(現在のキャビンアテンダント)が夢の職業となった。「アテンションプリーズ」や「虹のエアポート」「スチュワーデス物語」などテレビもこぞってこの花形職業を題材にしたドラマを放映した。乗務員の制服も人気を浚った。
ANA全日空 企業CM「きたえた翼は、強い。」
ANA(全日空)やTDA(東亜国内航空)は国内路線の主力いや、主翼だった。しかし空の自由化により、国際線にも参入。新東京国際空港(成田)から羽田や地方空港からも世界各国へ出国できるようになり、選択の幅が広がり、利便性が増すこととなった。
記事作成:12月26日(金)~1月4日(日)