時代の流れと共にどんどん進化するものに輸送の分野がある。それは最先端技術の導入に伴い、年々高速化に拍車をかけ、フランスや中国、ドイツなどと凌ぎを削り、開発が進む一方だ。まさに夢の超特急が具現化する訳だが、とりわけ日本が目指すリニアモーターカーは安全面において世界一だと自負している。今回はそこに至る変遷ではないが、今も現役を続けるローカル列車の驚愕の映像や、そう遠くない近未来の鉄道輸送の姿を垣間見たいと思う。
雪で線路がない中を爆走する列車(釧網本線)
何かと故障や事故などの問題が多いJR北海道だが、私が北海道に住んでいた時は「国鉄」だった。1984年4月から2年間暮らす間、当時の国鉄は民営化への道を突き進み、赤字路線を否応ないしに廃線していった。そんな過酷な気象条件の中、運転を続けていた北海道の路線だが、この映像はまさにそれを象徴するかのような絵。道なき道を進んでいる。よく雪の中に乗り上げて脱線転覆しないと驚かされる。本州ではラッセル車が線路に積もった雪をどかしてからの運行なのだが、北海道は一味もふた味も違う。
高校生の文化祭のための「ジョットコースター作り」
文化祭の催し物を高校生が考えた。それは教室に、傾斜をつけたジェットコースターのレールを張り巡らせ、箱の中に人が乗って走り回る企画。一歩間違えば、危険な装置の開発に、高校生たちは敢然と挑んだ。その時の模様をドキュメンタリー風に編集した映像だ。高校生でもここまでできるんだということを実証した。
夢の空飛ぶ自動車(エアロモービル)
https://www.youtube.com/watch?v=0Yn2uyQJ1jc
ヘリコプターカー
21世紀の世の中では、自動車が空を飛び、安全性が保たれ、交通事故など存在しない世の中になっていると思っていた。それを実現させたのがエアロモービルだ。外見はいかにも未来志向のハイテクマシンだが、その小型化に誰もが驚愕した筈。滑走路から軽やかに浮き、低空飛行ながら空飛ぶ自動車を具現化した。より開発が進めば、航続距離も伸びるし、高度も保てるはず。海岸の近くに滑走路を建設すれば、海の上を低空飛行で巡航できそう。最悪の場合は水陸空両用にすれば、海の上を船のように航海できる仕様にすれば、墜落なども防げるはず。これが市販され、自由に空を飛び交うようになれば、まさに夢の「空飛ぶ車」の誕生だ。
路面状態を選ばない水・雪・陸・多用車
雪上でも水上でもオフロードでもオンロードでも路面状況を選ばない夢の車が誕生した。斜面もお手の物。しかも実用化されている公道走行可能なものである。
水陸両用レジャー車
こちらは三輪バギーと水上バイクをコラボしたような乗り物で、レジャーに大いに持て囃されそうなレクレーショナルビークルという印象。
日本でも実用化されている水陸両用バスはコチラ
https://www.youtube.com/watch?v=_r86VLBVGA8
リニアモーターカー体験試乗の映像が凄すぎる件
https://www.youtube.com/watch?v=kxd_BqQMvck
https://www.youtube.com/watch?v=WxYJQ6zcMeU
これはもう何度も見たことがあるでしょうが、それほどインパクトがある。私が小学生の頃に開発が始まり、HSSTとの競争にも圧勝し、旧国鉄時代から実験を繰り広げて来た次世代の超高速鉄道となっている。すでに上海では実用化され、中国に先を越された格好になっているが、安全性や快適性、信頼性は日本のほうが上回っていると思う。
さて、今日紹介した動画は、一般の方々が撮影し、「YouTube」にアップした物を拝借し掲載した。何か手作り感があるものから過酷な気象条件で健気にも働く乗り物、更には近未来の最先端技術を導入した乗り物まで、栄枯盛衰を感じながらお送りした。
私が存命のうちにリニアが走るかは不明だが、長い歳月と膨大な予算を使いながら、ぜひ実現し、日本を一段と狭くする手立てを講じてもらいたいと切に願う。新幹線が札幌から鹿児島中央まで開通すれば、日本縦断が12時間で移動が可能になるが、飛行機に勝るためには更なる高速化が求められる。新幹線の2倍近い営業速度を維持できれば、6時間で日本列島を端から端まで移動できるのは大いなる魅力だ。札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、博多、鹿児島にしか停車しないだろうが、乗り換えたとしてもかなりの時間短縮となるのは間違いない。
記事作成:12月上旬~12月14日(日)