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Channel: 時遊人SUZUのひとり言
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最近の秀作CM

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 今週はCMウィークとなりそうだ。今日の記事は大げさなタイトルだが、今年に入って、個人的に力作にして秀作だと思えるようなCMをピックアップして紹介したい。震災以降暗いニュースが相次いだ福島県民としては、元気や活力をもらえるような、そして勇気を与えてくれそうな作品をお送りしたい。

 1 カロリーメイト「ファイト!」「浪漫飛行」

 満島ひかりさんが出演し、昨年来からシリーズ作品としてお送りしている。昨年は中島みゆきの「ファイト!」だったが、今年は米米クラブの「浪漫飛行」をアカペラで歌い、多くの方々に勇気を与えてくれている。

http://www.youtube.com/watch?v=ar3YC3D41s4

 何か人生の応援ソングのような印象を抱く。被災者にとって、これほどエールを感じるCMはないような気がする。

 2 ありがとう、わたしの家 「お母さんが嫌いだ」編

 親ほど有難いものはない。しかし、なかなか素直になれないものである。親のありがたみを知るのは、自分が親になった時と、親が病気になった時、そして死んだ時だと私自身は思っている。いつまでも甘えてばかりの自分を反省し、生きているうちに親孝行をしなければと気持ちだけが空回りしている自分に気づくこともしばしだ。

 東京ガス 「家族の絆 お弁当メール 編」

 若い頃は、ただ口やかましく、鬱陶しい存在だけかもしれないが、母親が我が子を大事に想う気持ちに勝るものはない。自分のお腹を痛めて生んだ子ほど可愛いものはなく、まるで自分の分身のように思う気持ちが強い。子供がそんな親心を理解できるようになるのは、一体いつの日のことか・・・。

 旭化成

 ナレーションと単調な映像だが、身につまされる奥深いCM。人として何をすることが必要か。環境について再考しなければならない気持ちにさせる作品。

 第一生命 「幸せの道 父と娘の絆」

 娘を持つ父親は、皆ドキッとさせられるCMだろう。かくいう私にも高校生になる娘がいるが、遅かれ早かれ、娘は嫁いで親元を離れていく。当たり前に続いていた何気ない普通の生活が、ある日を境に劇的に変わってしまう。自分は親として娘に何をしてやれるか、何を残してあげられるかを考えさせてくれる秀作CMだと実感している。

 記事作成:6月2日(日)


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