前回、「今見ても可愛い70~80年代アイドル」という記事をお送りしたが、どちらかというと短いブームで終わってしまったB級的アイドルを9名特集した。しかし、その後、同じ時期のA級的アイドルも特集してほしいという要望があったため、急遽この記事を組んだ。私は個人的に1980年代はアイドル全盛で、その中でもB型アイドルがもっともテレビ(当時はブラウン管)を賑わしていたと考えている。B型は日本人の22%しかいないのに、こと芸能界では、その際立つ個性を発揮できる場として最適であることから、B型アイドルの根源になっていると考えている。現に、この頃のアイドルはB型とO型が圧倒的に多かった。そこで今回は、B型アイドルの中でも、80年代に活躍した方を今回はピックアップしたい。A級アイドルだった小泉今日子、中山美穂、岡田有希子はO型、松田聖子、中森明菜、石川秀美、早見優、立花理佐はA型なので、今回は掲載しない。しかるに今回は、この8人を取り上げることにする。ただし、リンクした「YouTube」動画は、希少映像のため、予告なく突然削除されることがありますので、予めご了承願います。
南野陽子
彼女=「スケバン刑事・少女鉄仮面伝説」のキャラが濃すぎて抜けない。土佐弁の「なめたらいかんぜよ」風の話し言葉が強烈に残っている。私は個人的に「はいからさんが通る」の時の着物姿が好きだったし、楽曲では「楽園のdoor」が印象に残っている。愛称「ナンノ」で、ラジオ番組「ナンノこれしき」のパーソナリティも務めていた。当時はCMクイーンだった。
楽園のdoorはコチラ→ http://www.youtube.com/watch?v=BYSboNZFBlg
河合その子
http://www.youtube.com/watch?v=bmAM87GjKhs ←超かわいいです!
ご存知「おニャン子クラブ」会員番号12番。立見里歌と並び、最年長20歳での入会。しかし、誰よりも早くソロデビューを果たした。少々ロリが入って少女趣味的な感じは否めない。現在は、作曲を手掛けた後藤次利(同じB型)と結婚。あのオリラジ藤森が、昔の彼女のPVを見てあまりの可愛らしさに思わず絶句した。
松本伊代
彼女は見るからにB型アイドル。骨と皮だけのようなかなり細身スタイル。デビューは田原俊彦の妹役だった。ヤンスタの常連。今でいうメイドのような赤いフリフリミニスカートで「伊代はまだ~16だから~」と愛嬌を振りまいて歌っていた。今ではヒロミ夫人。キョンキョン、堀ちえみと大の仲良しで、「パリンコ学園」でも共演した。アイドル番組や歌番組には欠かせないアイドルだった。
堀ちえみ
花の82年組のひとり。「潮風の少女」でデビュー。ちっちゃくって、妹的な存在。思わず守ってあげたくなる感じだった。それが「スチュワーデス物語」のあの強烈キャラが強くなり、イメチェンのような印象を受けた。とにかくこの世代はアイドル豊作。ベストテンにも数多くランクインした。個人的にはグリコセシルチョコレートのCMがお気に入りだった。今からは想像できないほど初々しかった。超ミニスカートがトレードマークだった。
シングルメドレーはコチラ→ http://www.youtube.com/watch?v=MZwJB0DTsyY
セシルチョコのCMはコチラ → http://www.youtube.com/watch?v=1yotICaXem0
渡辺美奈代
彼女もまた「おニャン子クラブ」のメンバー。B型だけあって根強い熱狂的なファンがついた。「TOO ADULT」や「瞳に約束」がお気に入りだった。彼女もまた超ミニスカートで熱唱した。ポニーテールがよく似合うロリ系な感じだった。夕ニャンの時期は、私はドンピシャ東京にいた大学生。観覧希望ハガキを何枚送っても絶対に当たらなかった。
TOO ADULTはコチラ→ http://www.youtube.com/watch?v=2hOgGZxDayM
渡辺満里奈
彼女ももちろん元「おニャン子クラブ」メンバー。アイドルを探せに出た時に一発で合格を確信したほど異次元の可愛らしさだった。とんねるずの前でタップダンスを披露した場面を今でもはっきり覚えている。やっぱりB型に共通しているが、ロリ系で美少女的な印象だった。子犬のようなベビーフェイスの顔立ちで可愛らしかった。
初登場時の映像はコチラ→ http://www.youtube.com/watch?v=vZ99zE800Qk
菊池桃子
http://www.youtube.com/watch?v=95HkrMk9DYk
http://www.youtube.com/watch?v=op6HgFcKPBY
これまで彼女のことは何度も取り上げた。私が大学1年生の頃のスーパーアイドル。クレアラシルのCMや映画「パンツのア穴」に出演して大ブレイク。そのベビーフェイスでアンニュイなイメージが中高生を中心に爆発。雑誌「BOMB(ボム)」やマガジンなどのグラビアは飛ぶように売れた。「青春のいじわる」でレコードデビュー。歌はイマイチだったが、その大きな瞳と抜群の可愛らしさでベストテン1位にもなった。「SUMMER EYES」、「夏色片想い」、「雪に書いたLOVE LETTER」、「卒業」などがヒットした。
「SAY YES!」はコチラ→ http://www.youtube.com/watch?v=eLR_J5atQbU
倉沢淳美
ご存知「欽ちゃんのどこまでやるの」(水曜日21時テレビ朝日系列)の3人姉妹のわらべのひとりとして登場。彼女は「かなえ」役だったが、一番笑顔が可愛くて、すぐにソロデビューとなった。白い衣装が良く似合い、清潔感に溢れていた。一生懸命さに加え、B型特有のややマニアックな印象がマッチングしていた。或る番組で歌の途中、暴漢に切りつけられて負傷する事件もあったが、元気に復帰し、ファンを安心させた。
デビュー曲のプロフィールはコチラ
http://www.youtube.com/watch?v=O3_CW1yZRmk
http://www.youtube.com/watch?v=JjRfVT9PuJY
http://www.youtube.com/watch?v=GxcPr_gGFEU
この時代のB型アイドルは、ほかにはノリピーこと酒井法子もいた。ご覧いただいたように、この頃のB型アイドルの可愛さは突出していた。個性的で明るくて裏表がない性格。熱狂的な親衛隊がつくのも理解できる。損得なく応援できる感じだったと思う。この時代はピンクレディーが下火となって山口百恵が引退した70年代と入れ替わるように次々とヤングアイドルがポスト百恵の座を狙って出て来た時期。そんな中でトップに君臨したのだから、やはり光る何かがあったのだと思う。今日は、少しミーハー的な要素も過分に含まれていたが、私の20代全般の若かりし頃の想い出も含めて記事にしてみた。また機会があれば同様の記事を書いてみたい。
記事作成:2月15日(土)