1980年代はアイドルの宝庫だということは誰もが認めるところだが、なぜかB型が圧倒的に多かった。個性的な性格であることに加え、楽天的に自分の興味があることにとことんのめり込み易い性質。それが芸能界であっても他人の目を気にせず、目的達成のために突っ走るその積極性が実を結ぶことが多い。この頃のB型アイドルは、松本伊代、堀ちえみ、菊池桃子、斉藤由貴、中山忍、河合さとみ、河合その子、南野陽子、中村由真、伊藤さやか、芳本美代子、松本典子、酒井法子、相田翔子など)挙げたらキリがない。個人的には多少ロリが入った色白ベビーフェイス系のO型アイドル(小泉今日子・伊藤つかさ・島田奈美など)が好きだったが。そんな中、今日は反論承知で今見てもキュートなB級的アイドルを9名挙げたい。白石まるみと河田純子(O型)以外は全員B型アイドルたちだ。
相本久美子
http://www.youtube.com/watch?v=PmsAIvAzGPE
彼女は1970年代のアイドルだった。彼女の代名詞は「TVジョッキー」のアシスタント。B型の特徴である細くて長い脚線美をミニスカートで惜しげもなく披露し、当時の男の視線を釘付けにした。
白石まるみ
彼女はタレント活動がメインで歌手はサブ的だった。今で言うグラビアでは絶大な人気があった。彼女の娘もまたグラビアアイドルの守永真彩。
河田純子
http://www.youtube.com/watch?v=AwFZvLU4AAg&list=PLsbsI3mFuxpIoFwbhP25b1c4ACl9isjPx
彼女の色白で妹にして守ってあげたい純粋培養的な雰囲気はまさしくO型の典型。島田奈美や伊藤つかさもこんな雰囲気だった。
伊藤麻衣子
こんな清純派の印象を受ける彼女だが、イメチェンを図って大映テレビの過激演出が話題のドラマ「不良少女と呼ばれて」のヒロインに抜擢されて、汚れ役を演じた時はファンの悲鳴が聞こえるようだった。体当たり演技は秀逸していた。
伊藤美紀
彼女の映像を見るたび、仲里依紗を思い出す。同じB型で、持っている雰囲気は似ていると思う。
小沢なつき
http://www.youtube.com/watch?v=4ztJtECNVx8 ←ドラマ映像
アイドルだったのにAV女優に華麗に?転身した時は世間をあっと言わせた。彼女は血液型不詳だが、大胆な行動パターンからしてB型っぽい。
吉田真里子
http://www.youtube.com/watch?v=vGXjGk8t9aI
彼女もまた少年マガジンなどのグラビアから火がついた。私は社会人になりたての頃、彼女のフォトエッセイや写真集などを持っていた。確かCDも何枚か持っていたと思う。清純派で、汚れを知らないようなメルヘンチックな雰囲気を漂わせていた。かまととっぽい印象がたまらない魅力だった。
志村香
彼女の印象は、アクティブ少女という感じ。ボーイッシュで躍動感を持っていた。
吹田明日香
彼女はお嬢様風の雰囲気を醸していた。それもそのはず同志社大学文学部英文学科卒業した才媛であった。甘ったるい感じが何ともいえなかった。
B型はアイドルは、きゃりーぱみゅぱみゅや小倉優子もそうだが、夢見るドリーミングガール的な雰囲気や不思議少女のような印象がある。AKBでは、大島優子、柏木由紀、松井珠理菜奈、峯岸みなみがそうだ。本日取り上げた懐かしのアイドルたちではあるが、歴史は繰り返されるの通り、今のアイドルで顔立ちが似ている女子もいたのではないだろうか。私は日本人は血液型別にいくつかのパターン顔に分類できると思っている。
さて、1980年代は空前のアイドルブームだったが、その世代の子供たちが今、AKBグループや乃木坂46などの多人数ユニットによるアイドルブームを支えている。当時のアイドルは、お世辞にも歌が上手いとは言えず、可愛ければそれで良かった時代だ。昨年大ヒットした「あまちゃん」の天野春子役の小泉今日子でもわかるとおり、1980年代はアイドルが時代をリードしていた。そしてその子供世代である足立ユイと天野アキが組むユニット「潮騒のメモリーズ」もまたその再来。一定の周期でミュージック界はサイクルがあるように思える。だとしたら、再びガールズバンドを主体とし、バンドブームが再ブレイクする時がまもなくやってきそうな気がする。
記事作成:1月8日(水)