今日は芸能界にデビューし、それなりにヒット曲もあったのに、大ブレイクする前に超短命で解散してしまったユニットを取り上げたい。
1 コスミックインベンション
YMOの妹分として華やかにデビューした中学生のバンド。女性ドラマーがボーカルの珍しいスタイルだった。シンセサイザーを駆使した未来志向のテクノポップ調のサウンドを奏で、NHK「レッツゴーヤング」や「みんなのうた」などに数回出演したが、NHK専属のユニットのようだった。受験などで方向性の違いで解散も早かった。
「YAKIMOKI」と「コンピューターおばあちゃん」しか知らない。
2 アイドル夢工場
おニヤン子クラブの妹分として「夕やけニャンニャン」から誕生したユニットで、夕ニャンや夜のヒットスタジオに出演しただけで終わったアイドル。Winkを彷彿させる衣裳でPVも制作されたが、フジテレビの夏のイベント「夢工場」に合わせて夏場だけの急場のアイドルだった。太田千秋 桜川佳世 時田成美 仲地さより 村岡英美 安原万里子 渡辺恵
3 ZONE
1998年に名曲「Secret base~君がくれたもの~」でデビューしたガールズバンドだったが、結成から僅か4年で解散した。メンバー4人共に美少女で、人気絶頂の時期に突如引退し、ファンをがっかりさせた。理由はMIZUHOが高校卒業を機に、「一度自分自身を見つめ直す時間がほしい」ということから始まり、MIZUHOがいないならバンドを続ける意味がないというのがメンバーの総意というが定説らしいが、裏事情まではわかっていない。よく言う音楽の方向性の相違なのか、はたまた仲たがい?なのか。「夢のカケラ」、「HANABI」らいしか記憶にない。絶頂期でこれからどんどんメジャーになっていくという矢先の解散は衝撃的だった。
4 day after tomorrow
2002年 8月7日にデビューし、2005年8月17日に活動休止した。エイベックスが大型新人としての期待をかけてデビューさせたユニットであり、同社のバックアップを受け積極的に売り出された。女性ボーカルを中心にキーボード等の電子楽器を駆使した同社らしい音楽スタイルが特徴であり、サウンドプロデューサーには元Every Little Thingの五十嵐充が起用された。また、Every Little Thingでサポートメンバーを務めていた加藤薫もギター奏者としてレコーディングに参加している。
5 その他
ほかにも大ヒット曲があるのに、短い活動期間で第一線から退いたのは「あみん」(実質3年間)、「雅夢」(4年間)らがいる。活動期間は長いのに、数年でヒット曲から遠ざかったのは「ザ・ヴィーナス」、「H2O」「JITTERIN'JINN」、「SPEED」、「おニャン子クラブ」(2年半)などがいる。
記事作成:1月5日(金)~