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Channel: 時遊人SUZUのひとり言
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プロ野球監督のデータ分析 

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 今日はプロ野球の監督についての話題に触れたい。以前にも当ブログ記事において、いったいどういう性格の人が野球の監督に向いているのか書いたことがある。今回はその続編で、歴代プロ野球の監督で、通算勝利数や勝率を基礎データに、誰が優秀監督に当たるのかを考えながら、血液型やその性格の特徴や傾向をまとめたい。
 なお、血液型別性格診断等に興味のない方、その話題に批判的な思想をお持ちの方はここで退室ください。

 プロ野球監督の歴代勝利数(500試合以上)

順位 監督名 年数 試合数 勝利 負数 引分 勝率 優勝数(リーグ・日本一)の順

1鶴岡一人23299417731140810.609112
2三原脩263248168714531080.53764
3藤本定義29320016571450930.5339
4水原茂21278215861123730.58595
5野村克也24320415651563760.50053
6西本幸雄202665138411631180.5438
7上田利治202574132211361160.53853
8王貞治19250713151118740.54042
9別当薫202497123711561040.517
10星野仙一17227711811043530.53141
11川上哲治1418661066739610.5911111
12長嶋茂雄1519821034889590.53852
13仰木彬141856988815530.54831
14原辰徳111577876646550.57673
15古葉竹識1418018737911370.52543
16森祇晶111436785583680.57486
17中西太141640748811810.4801
18大沢啓二131547725723990.5011
19山本浩二101359649681290.4881
20梨田昌孝91263645594240.5212
21落合博満81150629491300.56241
22松木謙治郎111255628602250.511
23根本陸夫111351598687660.465
24白石勝巳111359581736420.441
24岡田彰布81141581521390.5271
26浜崎真二101203535639290.456
27石本秀一121115528553340.4882
28藤田元司7910516361330.58842
29広岡達朗8966498406620.55143
30若松勉7975496461180.51811

 血液型

 O型 藤本定義・水原茂・西本幸雄・上田利治・王貞治・星野仙一・古葉竹織・森祇晶・
    落合博満・秋山幸二・東尾修・バレンタイン

 A型 三原脩・川上哲治・仰木彬・原辰徳・梨田昌孝・岡田彰布・広岡達朗・渡辺久信
    ヒルマン

 B型 野村克也・与那嶺要・中西太・山本浩二・藤田元司・若松勉

AB型 鶴岡一人・大沢啓二・ 

  プロ野球選手はもととも球技に滅法強いO型やB型の社会。加えて親分肌で勝負勘が強いO型が有利の世界だ。ゆえにO型監督がもととも多い。ゆえに長く監督業に携わる者が多いことから通算勝利数で見るとこのようなO型上位の順位となる。

 プロ野球監督の歴代勝率(500試合以上)

順位 監督名 血液型 年数 試合数 勝利 負数 引分 勝率 優勝数(リーグ・日本一)の順

1鶴岡一人23299417731140810.609112
2川上哲治1418661066739610.5911111
3藤田元司7910516361330.58842
4水原茂21278215861123730.58595
5天知俊一6777439316220.58111
6原辰徳111577876646550.57673
7森祇晶111436785583680.57486
8濃人渉8813442343280.5631
9落合博満81150629491300.56241
10秋山幸二7865456369400.55332
11広岡達朗8966498406620.55143
12仰木彬141856988815530.54831
13若林忠志7740390324260.5462
14西本幸雄202665138411631180.5438
15王貞治19250713151118740.54042
16上田利治202574132211361160.537853
17長嶋茂雄1519821034889590.537752
18三原脩263248168714531080.53764
19東尾修7937489425230.5352
20藤本定義29320016571450930.5339
21星野仙一17227711811043530.53141
22岡田彰布81141581521390.52721
23与那嶺要6780388349430.52651
24渡辺久信6864438395310.52611
25古葉竹識1418018737911370.52543
26バレンタイン7966493450230.52311
27ヒルマン5683349320140.52221
28梨田昌孝91263645594240.5212
29西村正夫8721365339170.5185
30若松勉7975496461180.518311

 監督在任が長いO型は勝利数こそ多いが、勝率を見ればさほど上位ではない。やはり緻密な野球を実践するA型には敵わない。しかし、O型選手は豪快さが持ち味で、細かいことは嫌い。だからA型の細かさに嫌気が差す。基本的にO型は年上には媚を売り、年下には命令するタイプなので、A型監督には嫌々でもうまく取り繕って取り入れられようと努力する。B型監督ではその天性の才能を感じ取り、立てることが出来る。O型監督ではのびのびやれるが、成績はあまり芳しくない。野球が雑になるからだ。それにO型はなんでも肯定的に結果をとらえる傾向が強く、自己反省もあまりしない。悔しいのは一時だけで立ち直りが早い。同じ轍を踏むことも十分ある。

 注目すべきは2015年を最後に監督を退任した原前巨人監督だ。データは2014年までのものだが、あの西武黄金時代を築いた森元西武監督の勝率を上回っている。やはり巨人愛が強い彼は、球団やチームへの思い入れが強く、どうすれば常勝チームを築けるか、真剣に考え、分析し采配を振るったことが見て取れる。12年間巨人一筋に監督を務め、Bクラス(4位)はたった一度で、11回はAクラス。リーグ優勝7回、日本一3度はずば抜けた成績だ。原監督は川上監督、広岡監督、藤田監督の流れを組む管理&分業野球の推進者だ。彼の洞察力は秀逸しており、川上監督以降最高の成績を残した功労者だ。彼が他球団の監督に招聘される前に、三顧の礼を持って再び彼を巨人に招くべきだろう。

 

 こうした血液型を含めた分析は私的な印象も受けるだろうが、こうしたデータを基にすればなるほどと納得できる部分もあろう。

 記事作成:10月1日(日)


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