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Channel: 時遊人SUZUのひとり言
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歴代フラガールのラストステージ集

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 2006年公開の映画「フラガール」。多くの方たちに感動を与え、フラガールに憧れた人々も多かったに違いない。
 あれから早いもので11年の月日が流れた。その間、東日本大震災が発生し、彼女たちの本拠地である福島県いわき市の「スパリゾートハワイアンズ」もまた施設が被害に遭い、休業を余儀なくされた。しかし、そんな窮地に追い込まれても彼女たちは諦めなかった。初代フラガールたちが行って以来の全国行脚となる「全国きずなキャラバン」に出向いた。その時のリーダー「マルヒア由佳理」さんは引退を撤回して強い決意で他のメンバーを鼓舞し、引っぱり続けた。
 歴代フラガールのリーダーは、昨年6月で引退したモエナ梨江さんで15代を数えた。いつも思うのは、20代のうちに卒業するフラガールが多い中で、ラストステージはいつも感動し、満員の観衆の拍手喝さいを浴び、惜しまれつつ引退することだ。やはり、彼女たちの日々の厳しいレッスンや、観客に笑顔と幸せを届け続けたその感謝の気持ちの表れだと思う。
 今日は、「フラガール」で歴代のリーダーを務めた方たちのラストステージを特集したい。なお、動画サイトにアップされている方のみ紹介となりますことをご容赦ください。

 マクラニ橋本(橋本加奈)・・・29期生 第12代リーダー

 退団式 https://www.youtube.com/watch?v=txxeq1NQwcE

      https://www.youtube.com/watch?v=Vz469hdgmsQ&t=21s

 マプナ佑子(半澤佑子)・・・35期生 第13代リーダー 2009年3月29日 引退

 マルヒア由佳理(加藤由佳理)・・・38期生 第14代リーダー 2012年6月3日 引退

 ラストメッセージ https://www.youtube.com/watch?v=NQt7Ok0zCXk&t=471s

 メモリアル https://www.youtube.com/watch?v=-zXL0RVrfCI

 震災復興という役目を背負い、最も大変な時期に被災者を勇気づけた真のリーダー。
 存在感があって、他のメンバーたちの信望が厚かった。ラストステージでの会場の盛り上がりは最高潮で、拍手とマルヒアさんへの歓声で入り乱れ、アンコールを要求。最後はフラガール全員で「トゥトゥキ」で締め括った。たぶんメンバーにも観客にも最も愛されたリーダーだったと思う。

 モアナ梨江(大森梨江)・・・40期生 第15代リーダー 2016年7月30日 引退

 退団セレモニー https://www.youtube.com/watch?v=Jk78SzS8TjA

 メモリアル映像 https://www.youtube.com/watch?v=adusbxknu-g

 歴代フラガールの中でもマルヒアさんと並んで4年という長いリーダー在任期間。それだけ信頼が厚かった。東京電力福島第1原発事故で全町避難する福島県双葉町出身。2004年に40期生としてデビューし、事故後の12年6月にリーダーに就任。復興を目指す福島の象徴となったチームをまとめてきた。
 会見では、2年前から痛みと闘っていた股関節の状態が悪化したことを明かし「満足なダンスができなくなった」と引退の理由を説明。(河北新報のHPより引用)

 http://www.1242.com/lf/articles/16148/

 彼女は今、本名の「大森梨江」さんとしてフラガールを管轄するエンターテイメントグループの副主事(ふくしゅじ)として、ダンサーの教育計画などに携わりながら、後継のフラガールを育成している。

 それにしてもこの3年間で「フラガール」は入れ替わりが激しくなったように思う。2013年以降の卒業者の方々のリストを紹介し、合わせて彼女たちの現役時代の映像をリンクします。

 根本美由紀  2013年3月17日 引退
 須藤麻理絵  2013年7月6日 引退
 プアリリア樹 2013年9月1日 引退
 横山実香   2013年10月12日 引退
  https://www.youtube.com/watch?v=4TQgwPrgT3U&spfreload=1

 浜津奈苗    2014年5月24日 引退
 石井美子    2014年6月29日 引退
 ティアレるりか 2014年7月20日 引退
 小宮玉恵     2014年12月6日 引退

 和田絵美里   2015年3月8日 引退
  小野寺千尋   2015年3月21日 引退
 鷺 加織    2015年10月3日 引退
 オーリノ苑未 2015年11月22日 引退
 
 賀澤教子   2016年3月5日 引退
 梁瀬結香   2016年4月16日 引退
 ヒワラニ麻衣子 2016年4月30日 引退
 佐藤花絵   2016年6月4日 引退
  モアナ梨江  2016年7月30日 引退
 安保里緒菜  2016年8月13日 引退 
 平田千晴     2016年9月11日 引退
  矢澤佑吏     2016年10月8日 引退
 峨 千晶      2016年10月29日 引退
  渡辺 舞      2016年11月19日 引退

 2015年までは辞めても年間4名ほどで推移して来たが、昨年の2016年にはなんと10名ものフラガールが退団してしまった。新旧交代が一気に進んだ形だ。
  「全国きずなキャラバン」の印象が強く残り、いつも動画サイトで見ているせいか、彼女たちが引退後、こんなに時間が経過していたなんて今さらながら驚きだ。マルヒアさんが引退してからもう5年も経ってしまったとは信じがたい。私がフラガールロケ地を探訪した2011年11月にはリーダーとして現役バリバリだった。そのイメージが強すぎて、未だに彼女がいないステージは考えられない。

 さて、今回は全くの個人的趣向でこのような記事を掲載させていただきました。他県の方はあまり思い入れは深くはないかもしれないが、同じ福島県に暮らす私にとっては、彼女たちは天使のようで、震災後も県民を励まし続けてくれたメシアでもあった。

 今年6月、ようやく念願叶い、生のステージを見ることが出来た。近くて遠い存在だったが、ようやく彼女たちの躍動するダンスを見れて幸せな気持ちになったと同時に、感謝の気持ちが全身を包んだ。
 これからまた機会を見つけ、ステージを見に訪れたいと思う。そしていつまでも輝き続ける星であってほしいと願う。

 記事作成:6月6日(火)


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