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Channel: 時遊人SUZUのひとり言
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私が今、無性に行きたい場所(北海道編)

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 学生時代、2年間を過ごした北海道。自分を精神的に強くしてくれた大地だ。東京に移った後でも、私は第二の故郷と思ってきた。その後、5回に渡って北海道を訪れているが、そこは広々北海道(北海道はでっかいど~)。東北6県+新潟県を足したよりも広い。まだまだ行足りていない。今年こそはと毎年北海道に夢を馳せるが、年々仕事が多忙になり、自分の時間が持てないのが現状だ。
 では、バイクツーリングや電車、車で何度も訪れた北海道で、私が行きたくて仕方ないと思っているスポットを取り上げたい。

 1 タウシュベツ川橋梁

 人造湖である「糠平湖」の東湖畔にある。旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群の中でも、特に代表的なコンクリートアーチ橋 です。 ダムの水が少ない1月頃から凍結した湖面に姿を現し、水位が上昇する6月頃 から沈み始め、8-10月頃には湖底に沈みます。

 タウシュベツ川橋梁への林道

 http://www.kamishihoro.jp/place/00000072

 https://www.youtube.com/watch?v=YX8h5Z35_TM

 ヒグマが出没するスポットなので、訪問は細心の注意と備えが必要。雑木林を抜け、静かな湖面をたたえる糠平湖の湖畔に、この世のものとは思えない風景が姿を現す。幻想的で古からの歴史の重みを感じ、さいはて感や情緒、旅情を掻き立てられる場所。ぜひ一眼レフ持参で訪れたい。

 タウシュベツ川橋梁にいたる林道 https://www.youtube.com/watch?v=DUdK2O_XKmE

 実際に訪れた人の「たどり着けなかった?」動画

 https://www.youtube.com/watch?v=4OQhllnZQF8

 2 幾寅駅

https://www.youtube.com/watch?v=Xj6eIK2lCx0

 高倉健が主演した「鉄道員(ぽっぽや)」で幌舞駅として登場した実在する駅。しかし、南富良野に位置し、この近くは何度も走ったにもかかわらず、映画上映が後だったために、一度も訪ねたことがない。1985年に「かなやま湖」を訪ねたし、狩勝峠は4~5回通って、落合という集落も何度もバイクや車で走っている。しかし、当時は話題にも上らなかったために、単なる通貨圏で、立ち寄ることなどなかったのだ。今思えば、実に勿体ない。
 映画「ぽっぽや」に感動して、実の娘を亡くしながら、小さな駅長としての任務を全うした男の生きざまに惚れ込み、いつかは訪ねたいと希っている。根室本線のこの駅は
 残念ながら、廃止となり、この駅舎にはもう二度と電車が止まらないのだ。

https://www.youtube.com/watch?v=1Vh7TKF-6Qs

原作は、140万部を超えるベストセラーとなった浅田次郎の短編小説「鉄道員(ぽっぽや)」(第117回直木賞受賞作)。
本作が5年ぶりの映画出演となった主演の高倉健と共に名匠・降旗康男監督と撮影・木村大作のコンビが、北海道の厳しくも美しい自然を詩情豊かに映像化。

https://www.youtube.com/watch?v=MTFDUsc3aQo

https://www.youtube.com/watch?v=7p5SF5WJv2U

 3 三毛別ヒグマ襲撃現場

 事件のあらまし https://www.youtube.com/watch?v=CMUVL94NWTg

 その昔、北海道開拓に携わり、ここに居住していた集落を3mもあろうかという巨大ヒグマが次々襲撃し、大惨事に見舞われた。
 1915年(大正4年)の月、道北の留萌管内苫前村三毛別六線沢(現在は苫前町三渓) の開拓集落で起きたヒグマによる連続襲撃事件は、死者8名、とりわけ民家に避難 ていた女性や子供が犠牲になった。

 もちろんここへは冷やかしで行くのではない。悲惨な出来事で犠牲になられた開拓民を追悼しに行くのだ。もとからここはヒグマの生息地なのだから、肝試し気分や無防備で行ってはならない神聖な場所だ。

 さて、私が特に訪ねたい3つの場所を列挙したが、他にも未踏の地である「利尻島」や「礼文島」にも行ってみたい。また、オロロン鳥の生息地である「天売島」や「焼尻島」もまた訪れたことがない。
 行ったことがある場所で再訪したいのは、納沙布岬、黄金道路、神威岬の念仏トンネルと水無立岩だ。若い時分にバイクを乗り回した熟年ライダーが回帰しているようだが、私自身は次回バイクに乗るのは死ぬ時だと認識しているので、福島空港から空路で千歳空港まで行き、そこでレンタカーを借りることになると思う。退職してからでは時間の余裕はあるが、収入が無くなるので、仕事をしている今のうちに訪ねたいと思う。

 記事作成:4月22日(土)


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