今日は「野球」ネタ。私が物心ついてから45年の長年に渡り、日本プロ野球界を眺めてきて、思うところを今日はカミングアウトしたい。それは、私が独断で考えた、歴代のプロ野球選手のポジション別のベスト10だ。あくまで個人的な趣向が過分に含まれているのであしからず。なお、外国人を除き、純国産プレイヤーをセレクトした。
投手
1 江夏 豊(阪神)・・・オールスター9人連続三振や日本シリーズ最後の21球は伝説
2 稲尾和久(西鉄)・・・日本シリーズで巨人から4連投4連投 「神様・仏様・稲尾様」
3 松坂大輔(西武)・・・平成の怪物の名をほしいままにし、WBCで2大会連続MVP
4 津田恒実(広島)・・・炎のストッパー 真っ向勝負した。脳腫瘍で若くして亡くなった
5 金田正一(国鉄)・・・400勝投手 ルーキーだった長嶋を4三振に斬った
6 野茂英雄(近鉄)・・・個性的なトルネード投法でドクターKと呼ばれた フォークは圧巻
7 佐々木主浩(横浜)・・・「大魔神」伸びのあるストレートと角度のあるフォーク 守護神
8 村田兆治(ロッテ)・・・「まさかり投法」鋭いフォークで三振の山 肘の手術後、復活
9 田中将大(楽天)・・・無傷の24連勝はプロ野球記録 伝説の日本一に貢献した
10 村山 実(阪神)・・・長嶋を終生のライバルとし、渾身のザトペック投法でならした
ほかにも尾崎行雄や山田久志、鈴木啓示がランクインして然るべき名投手だった 165km/hをマークした最速の大谷もいずれランクインする選手になる もちろん頂点にいるのは沢村栄治であることは間違いない
https://www.youtube.com/watch?v=KAKjkYIBwog
捕手
1 野村克也(南海)・・・選手時代は三冠王を獲得し、600本を超える本塁打を放った
2 古田敦也(ヤクルト)・・・ID野球の申し子で 鉄砲肩と強打者で日本を代表する捕手
3 阿部慎之助(巨人)・・・21世紀の最強捕手
4 田淵幸一(阪神)・・・最強スラッガー捕手 死球が多くて選手寿命を縮めた
5 木俣達彦(中日)・・・1964年から1982年まで中日の正捕手 285本塁打を放った
6 谷繁元信(横浜・中日)・・・2000本安打を放った苦労人捕手 選手兼任監督も経験
7 福嶋久晃(大洋)・・・1960年代後半から1980年代にかけて大洋の
8 城島達也(ダイエー)・・・打てる捕手。MLB挑戦し、マリナーズでも活躍した。
9 森昌彦(巨人)・・・右投げ左打ち V9時代の正捕手 抜群のリードで投手力を支えた
10 中尾孝義(中日)・・・細身で打者センスが光る 強肩で三拍子揃ったアクティブ捕手
https://www.youtube.com/watch?v=uYVF1ICE0UA
一塁手
1 王貞治(巨人)・・・一本足打法で世界のホームラン王に 868本は前人未到
2 大杉勝男(ヤクルト)・・・三塁手から転向 月に向かって打つ豪快なフォームだった
3 川上哲治(巨人)・・・野球の神様 ボールが止まって見えたと名言を残した V9監督
4 清原和博(西武)・・・PL時代からスラッガー 番長として数多くの伝説を残した
5 谷沢健一(中日)・・・細身ながらバッティングセンスは抜群だった
6 松中信彦(ダイエー)・・・最後の三冠王
7 加藤秀司(阪急)・・・昭和50年代の黄金期にクリーンアップを担った。
8 榎本喜八(大毎)・・・オリオンズの中心で、初代安打製造機」の異名をとった選手
9 小笠原道太(日本ハム)・・・豪快なバッティングフォーム ガッツと呼ばれた
10 柏原純一(日本ハム)・・・巨漢のスラッガー 打ち方が落合とダブる
他にも小早川毅彦や駒田徳広も捨てがたい
https://www.youtube.com/watch?v=Zz9m8Qzzue8
二塁手
1 荒木雅博(中日)・・・アライバコンビは鉄壁の二遊間だった。絶対に破れない聖域
2 高木守道(中日)・・・元祖守備の名手。ゴロの捌き方は日本一だった
3 山田哲人(ヤクルト)・・・2年連続トリプルスリーを達成。野球センス抜群で才能の塊
4 篠塚利夫(巨人)・・・攻走守揃った好打者。ミートが巧く、ヒットを量産した
5 井口資仁(ダイエー)・・・ホームランが打てる二塁手として新たな境地を開拓した
6 菊池涼介(広島)・・・WBCでも魅せたが、ダイビングキャッチの達人
7 西岡剛(ロッテ)・・・走攻守三拍子揃った職人プレーヤー。スイッチヒッターでもある
8 大石大二朗(近鉄)・・・オールスターで江川の9者連続三振の野望を9人目で阻んだ
9 岡田彰布(阪神)・・・バース、掛布と結成したクリーンアップは破壊力抜群だった
10 土井正三(巨人)・・・V9メンバー、小技が利き、安定した守備と頭脳プレーで貢献した
https://www.youtube.com/watch?v=OoQ9jWSTVqM
三塁手
1 長嶋茂雄(巨人)・・・ミスタープロ野球 NPBでは神格化された存在
2 落合博満(ロッテ)・・・セ・パ両リーグで三冠王を達成したスラッガー
3 中西太(西鉄)・・・ピンポン玉のように打球を左翼席に運んだ 怪童と呼ばれた
4 衣笠祥雄・・・鉄人として連続試合出場世界記録を樹立 広島の黄金期のメンバー
5 有藤道世・・・ミスターロッテ
6 小久保裕紀(ダイエー)・・・野球センス抜群 細身のスラッガー
7 掛布雅之(阪神)・・・ミスタータイガース。細身ながらホームランを量産した
8 大島康徳(中日)・・・ミスタードラゴンズ スリム体型でホームランアーティスト
9 中村紀洋(近鉄)・・・豪快なバッティングフォームが持ち味 契約トラブルが多かった
10 宮本慎也(ヤクルト)・・・日本代表主将 誠実で周囲の信望が厚い選手だった
落合は晩年に一塁を守ることが多かったが、ロッテ時代はサードの印象が強い
このポジションは外国人助っ人が守ることが多い 大洋の松原や田代も実力派だった
遊撃手
1 松井稼頭央(西武)・・・抜群の運動神経で、とにかく足が速かった
2 池山隆寛(ヤクルト)・・・ぶんぶん丸という異名で、本塁打を量産した
3 井端弘和(中日)・・・鉄壁の二遊間 彼のグラブさばきは天下一品
4 豊田泰光(西鉄)・・・守備と言うより打撃の人 西鉄黄金期の主力メンバー
5 高橋慶彦(広島)・・・走攻守揃った1番打者 広島の黄金メンバーの主力
6 立浪和義(中日)・・・PL出身の走攻守揃ったプレーヤー 2,000本安打を達成
7 石毛宏典(西武)・・・原と良きライバルで、最強西武の先頭打者として君臨
8 田中賢介(日本ハム)・・・俊足好打の一番打者だった。メジャー帰り
9 今宮健太(ソフトバンク)・・・守備の達人 どんなボールにも食らいつく
10 宇野 勝(中日)・・・細身のスラッガー 珍プレーには欠かせない存在だった
https://www.youtube.com/watch?v=2oTgRW9SYjI
野村謙二郎も次点に入る名選手だ
左翼手
1 張本勲(東映)・・・史上初の3,000本安打を達成し、「安打製造機」と呼ばれた
2 長池徳士(阪急)・・・山田、福本、加藤と共に阪急黄金時代を築いた。338本塁打
3 松井秀喜(巨人)・・・伝説の5敬遠の後、巨人、ヤンキースで活躍したホームラン打者
4 土井正博(近鉄)・・・20年の現役生活で2,452安打、465本塁打を放った強打者
5 蓑田浩二(阪急)・・・204本塁打250盗塁を記録した走行守揃った名選手だった
6 田口壮(オリックス)・・・俊足・強肩の名外野手 オリックス→メジャー→オリックス
7 谷佳知(オリックス)・・・俊足巧打の外野手 首位打者を獲得したこともある
8 和田一浩(西武)・・・豪快なバッティングホームで力技でスタンドに運んだ
9 金本知憲(阪神)・・・アニキとして君臨 連続試合出場など親分肌で中心選手だった
10 緒方孝市(広島)・・・通算241本塁打のスラッガーだが1番を打つことが多かった
中堅手
1 福本豊(阪急)・・・世界の盗塁王 シーズン109盗塁で阪急の黄金期を築いた
2 秋山幸二(西武)・・・三拍子揃った全身バネ。ホームベースで宙返りが名物だった
3 山本浩二(広島)・・・ミスター赤ヘル 力でレフトスタンドまで叩き込んだ
4 柴田 勲(巨人)・・・V9時代の先頭打者 青い手袋で盗塁を量産 スイッチヒッター
5 広瀬叔功(南海)・・・歴代盗塁成功率1位 鷹の爪と呼ばれたリードオフマン
6 若松勉(ヤクルト)・・・首位打者を獲得するほどの名選手 ヤクルト不動の1番打者
7 新庄剛志(日本ハム)・・・鉄砲肩と俊足 やることが派手で人気者 阪神→メッツ
8 田尾安志(中日)・・・中日の1番打者でミートが巧く、野球センス抜群だった
9 高木豊(横浜)・・・大洋のスーパーカートリオの一人 高打率を叩き出す名選手
10 島田誠(日本ハム)・・・足が速く小柄ながら守備範囲が広かった 日ハムの先頭打者
青木宣親や中塚政幸、飯田哲也も切り込み隊長として活躍した
右翼手
1 イチロー(オリックス)・・・日米通算でピートローズを越えた 今も現役を貫く神選手
2 稲葉篤紀(日本ハム)・・・ヤクルトから移籍 頼れる打者でWBC代表にもなった
3 糸井嘉男(日本ハム)・・・鉄人のような鋼の体で強肩好打のセンスある選手
4 大下弘(セネタース)・・・青バットの大下と呼ばれ14年間で1,667安打を放った
5 高橋由伸(巨人)・・・野球センスの塊で、打率・本塁打ともに好成績を挙げた
6 杉浦亨(ヤクルト)・・・豪快なホームランが魅力だった 弾くような弾丸ライナー
7 前田智徳(広島)・・・23年の現役で2,119安打295本塁打を放ったパワーヒッター
8 平野謙(西武)・・・451犠打の新記録を達成 俊足巧打で230盗塁を残した
9 中島治康(巨人)・・・プロ野球黎明期の名選手で初の三冠王を達成した
10 福留孝介・・・WBCの逆転ホームランが記憶に残る 今なお現役
やはり外国人助っ人が外野を守るケースが多かった。
https://www.youtube.com/watch?v=Eu5Bj8FC3s4
DH
1 門田博光(南海)・・・23年の現役生活で2,566安打、567本塁打
2 山内一弘(毎日)・・・19年で396本塁打 2,271安打を放った
3 太田卓司(西武)・・・職人肌であぶさんのような存在 171本塁打
代打
1 高井保弘(阪急)・・・上田阪急時代の隠し玉 通算で27本の代打本塁打数
さて、今日の記事はあくまで個人的な主観で掲載したものです。おそらく野球ファンにはそれぞれ「推しメン」がいてしかるべきだと思うが、巨人ファンの私でも、ひいき目にして考えたベストポジションではない。それだけ過去にも名選手が多かったということだ。
記事作成:4月8日(土)~9日(日)