これまで当ブログで20回以上は野球ネタの記事を書いている。たぶん下手な評論家に負けないくらい、野球に関しては詳しいと自分では思っている。私は物心ついた頃から、日本のプロ野球ファンだった。ファン歴はもう40年を優に超える。それほど筋金入りの野球ファンだ。かつて「巨人・大鵬・目玉焼き」の時代には、巨人軍がONを中心にV9を達成するなど圧倒的な強さを誇った。昭和40年代の最強巨人軍が球界の盟主として君臨していた頃から日本のプロ野球をこよなく愛し続けてきた私にとって、今回のテーマで記事を書くことは実に有意義だし愉快だ。
その後、ドラフト制度導入に伴い、戦力が均衡化された。しかし、観客動員が多く、テレビ中継が巨人戦が圧倒的に多かったことで、人気のセ、実力のパと呼ばれるほど両リーグで差が出た。そして、それぞれの時代にチームの柱として活躍したエースたちがいる。今日は、私が野球少年だった時代から、各チームのエースとして活躍した選手を取り上げたい。どのチームにどれほどの大物投手がいたかを知る手がかりになる。私が野球ファンとして生活した40年間を振り返り、各チームのエース級の投手の名前とその戦績を列挙したい。ただし、日本人限定で、助っ人外国人は割愛したい。
<セ・リーグ編>
巨人
堀内恒夫 203勝 桑田真澄173勝
高橋一三 167勝 斎藤雅樹180勝
小林 繁 139勝 槙原寛己159勝
新浦壽夫 116勝 上原浩治112勝
江川 卓 135勝 内海哲也117勝
西本 聖 165勝 菅野智之
リリーフエース
宮田征典 45勝(当時はセーブなし) 岡島秀樹 37勝50S
角 三男 93S 河原純一 31勝40S
鹿取義隆 58S
阪神
小山正明 320勝 藪 恵一 84勝
村山 実 222勝 井川 慶 93勝
江夏 豊 206勝 下柳 剛 129勝
小林 繁 139勝
リリーフエース
山本和行116勝130S 久保田智之47S
中西清起75S 藤川球児220S
田村 勤 54S
広島
池谷公二郎 103勝10S 川口和久139勝
外木場義郎 131勝 佐々岡慎司138勝
安仁屋宗八 119勝 大竹 寛 86勝17S
山根和夫 78勝 黒田博樹114勝
福士敬章 91勝 前田健太 97勝
北別府学 213勝
リリーフエース
江夏 豊 193SS 大野 豊148勝138S
川端 順 46勝19S 小林幹英19勝29S
小林誠二29勝20S 清川栄治13勝12S
津田恒実 90S 永川勝浩165S
佐々岡慎司 106S
ヤクルト
金田正一 400勝 岡林洋一 53勝12S
松岡 弘 191勝 伊藤智仁 37勝25S
安田 猛 93勝17S 川崎憲次郎88勝
鈴木康二朗 81勝52S 石井一久 172勝
尾花高夫 112勝 石川雅規 144勝
伊東昭光 87勝21S 小川泰弘 36勝
リリーフエース
内藤尚行36勝26S 五十嵐亮太54S
高津臣吾286S 石井弘寿55S
中日
権藤博 82勝 小松辰雄 122勝
杉下茂 215勝 今中慎二 91勝
稲葉光雄104勝 川上憲伸 117勝
星野仙一146勝 山本昌広 219勝
リリーフエース
鈴木孝政 124勝96S 中山裕章 51勝62S
牛島和彦 126S 大塚晶則 137S
郭 源治 116S 岩瀬仁紀 402S
与田 剛8勝59S
横浜
秋山 登 193勝 野村 収 121勝
島田源太郎 70勝 川村丈夫 71勝
平松政次 201勝 斎藤 隆 91勝55S
遠藤一彦 134勝 三浦大輔 172勝
リリーフエース
斉藤明夫 128勝133S 盛田幸妃 47勝29S
遠藤一彦 58S 斎藤 隆 48S
佐々木主浩 252S 山口 俊 48S
<パ・リーグ編>
近鉄
米田哲也 350勝 久保康生7 1勝30S
鈴木啓示 317勝 阿波野秀幸75勝5S
リリーフエース
赤堀元之139S 大塚晶則137S
阪急
梶本隆夫 254勝 足立光宏 187勝
山田久志 284勝 今井雄太郎130勝
佐藤義則 165勝
リリーフエース
山口高志50勝44S
南海ダイエーソフトバンク
江本孟紀113勝19S
リリーフエース
馬原孝浩182S
西武
稲尾和久 276勝 松沼博久 112勝
東尾 修 251勝 渡辺久信 125勝
郭 泰源 117勝18S 西口文也 182勝
工藤公康 224勝
リリーフエース
森 繁和 82S 潮崎哲也 82勝55S
永射 保 21S 豊田 清 157S
日本ハム
高橋直樹169勝 武田 勝 79勝
木田 勇 60勝 ダルビッシュ93勝
間柴茂有 81勝 吉川光夫 30勝
西崎幸広127勝 大谷翔平 29勝
武田一浩 89勝31S 武田久 167S
ロッテ
村田兆治 215勝 小宮山悟 117勝
小林宏之 75勝29S 黒木知宏 76勝
リリーフエース
小林雅英 228S 成本年秀 83S
牛島和彦 126S 河本育之 95S
オリックス
星野伸之 176勝 野田浩司 89勝
長谷川滋利102勝37S 野村貴仁 24勝39S
リリーフエース
平井正史63勝41S
さて、昭和の時代から各球団を大黒柱として支えたエースを書き並べてみた。懐かしい名前と共に、現役当時の雄姿を思い浮かべたのではないでしょうか。私自身も紛れもなく同じ時代を共に生きてきたことを実感することとなり、感慨深いものがある。
では最後に、ついでではないのだが、エースを陰で支えている女房役と言えば、キャッチャーということになる。抜群のリードで打者の裏をかき、そして投手に配球を指示し、最高のパフォーマンスを引き出す。それが捕手としての役目。では、各球団で代表する名捕手を一挙紹介して、結びとしたい。
巨人・・・森、山倉・阿部
阪神・・・田淵・若菜・木戸・矢野
広島・・・達川
ヤクルト・・・大矢・八重樫・古田
横浜(大洋)・・・福嶋・谷繁
中日・・・木俣・中尾
阪急・・・岡村・中島聡
西武・・・大石・伊東
ロッテ・・・醍醐・定詰・袴田・里崎
南海(ダイエー)・・・野村・城島
近鉄・・・有田・梨田
日本ハム・・・田村・近藤・鶴岡
記事作成:12月17日(木)