昨日に引き続き、地元の放送局に関する話題を提供したいと思う。今日は全国の方は知らない福島県の民放テレビ局が自主的に制作して放映している番組にスポットを当てたい。福島県には民放のテレビ局が4局ある。それぞれが、独自色を活かした個性あふれる番組作りに日々励んでいる。今が旬な話題や、今評判のお店からの中継など、様々な工夫と役立つ情報が盛りだくさんだ。そんな福島県の各局において、特にご当地でしか見られない「自主制作番組」について取り上げたいと思う。
福島中央テレビ(FCT)
ゴジてれChu!Ⅰ~Ⅲ
ゴジてれシャトルの後継番組。
毎日MCが替わる。小野紗由利アナは金曜日担当だが、福島パンマルシェ、水曜ウォーカーなどの中継レポーターにも登場する。また、みちのくボンガーズが週替わりでMCを担当したり、母心がレポートを行ったりする。名物は「どきどきサイコロゲーム」だ。サイコロキングになると商品券3万円分が貰えたり、リステル猪苗代のペア宿泊券、お米、清鶴麺セットなどが当たる。また、県内の名物店や季節に応じたスポットから中継がある。また、番組後半には、お決まりの料理コーナーもある。
うつくしまの誇り
美しい映像とナレーションで福島各地の名所や旧跡などを紹介する。震災を契機にDVD化され、震災前の美しい大自然豊かな福島県の各所を伝えている。
テレビユー福島(TUF)
げっきんチェック(平日9時55分から50分)
奥秋直人アナと可愛い梅田澪理アナがMCで、吉本芸人のヒッキーが脇を固める。曜日ごとにテーマが異なる。「女子力アップの月曜日」とか火曜日は「HOTな火曜日」で、お役立ちグッズを紹介したり、水曜日には「直人カフェ」と福島のイケメンを紹介する「看板男子」など名物のコーナーが目白押し。値切り中継を行ったり、園芸コーナーがある。またDボタンで投票出来たり、ミニ料理コーナー、素人参加のテーマへのFAXメッセージなど朝の情報バラエティーとして定着している。、
福島テレビ(FTV)
ふくしまてくてく(日曜日11時55分)
フジテレビの宮澤智アナがナレーションを担当し、福島の各市町村の魅力を伝える5分間番組
サタふく(土曜日11時30分/12時) 旧名は「サタデーふくしま」
藺草英己アナウンサーが県内を自転車で駆け巡る「自転車でGO!」は看板コーナー。毎年めまぐるしくキャスターが替わる。名和田知加アナ、長澤彩子アナ、そして今春からは松永安奈アナをMCに迎え、鈴木アナがメインに就任した。準レギュラーに郡山を拠点に活動するタレントの植木安里紗、たんぽぽの白鳥久美子らゲストに迎えて毎週末に賑やかに放送している。
福島放送(KFB)
ドミソラ
猪俣理恵アナがメインMCで、高島英里佳、千原礼子とサブMCが受け継いだが、今春より男性アナとペアMCとなった。ペンギンナッツやあばれる君、赤津さん、ゴージャスなど福島ゆかりの芸人たちが、毎週日替わりで登場。今春からはAKB48チーム8の地元アイドルの舞木香純、春馬ゆかり、料理コーナーの本田よう一なども出演。「飯田でもいいだ~」が登場する常套句の「飯田麻菜美」アナも中継で毎週登場する。
さて、地元・福島県内の放送局で制作、放送されている自主制作番組を紹介しました。地元密着の話題を提供し、私たちも「ここのお店に行ったことがある」とか、隣近所の話題がTVになる場合がある。何を隠そう、私自身も、15年近く前、「FTVテレポート」で、男性の高橋アナがいきなり生中継で自宅に現れた時はビックリした。サイコロを転がして、ボローニャのパンをゲットしたことがあった。かなり工夫した制作意図が窺える。かつて、放送していた番組なのだが、今ではもう退社されたアナウンサーも数多い。
地元出身ではないアナウンサーたちが、我が福島の放送局で活躍していた時期に思いを馳せると共に、彼らの存在を忘れないようにしたい。
記事作成:6月30日(火)