私は仕事柄、よく海外に行くことがあるが、外国を訪れるたびに「日本人で良かった」と痛感する。それは日本人は常に思いやりや「相手の立場に立って」行動することが幼少期から身についており、他人に迷惑をかけることを嫌う。規律や秩序が保たれ、犯罪に巻き込まれる意識は少なくて済む。ところが外国では絶えず危険に目を配り、強盗やスリなどの盗難に遭わないようにしなければならない。
日本の治安や素養は世界一といわれ、安全に旅行できる国として名誉ある称号をいただいているのは日本人の誇りだ。
さて、今日の話題はグローバリズムの名の下に異文化交流が進む現代において、日本人がなかなか気づかない日本の素晴らしさについて、外国人目線で見てみたい。題して「外国で流行ると思う日本製品」。製品というと大げさだが、日本のグッズだ。便利用品から日本人が普段の生活で当たり前のように使っている品物のことだ。では「YouTube」にアップされている映像から、各国の方の意見をどうぞ!
インド
野菜・・・品種改良で安心・安全・美味
電車のマナー・・・規律正しく並んで乗る。決して割り込みをしない。
柿の種・・・辛い物大好きなインド人にもバカ受け
炊飯器・・・インドにはないとは意外。カレー王国なのにごはん炊きは旧式
うどん・・・カレーうどんはインド人にも大人気!
ブラジル
缶コーヒー・・・ブラジルには缶コーヒーやアイスコーヒーがない!砂糖どっさり入れて飲む
使い捨てカイロ・・・赤道に近い灼熱のイメージだが、氷点下の場所もある。
紅しょうが・・・これも意外な答え。焼きそばに欠かせない紅しょうががブラジル人に大人気
強盗に襲われない安心感・・・治安の良さは世界一。南米の犯罪発生率は異常
バブ・・・風呂に入れる薬用入浴剤。疲労回復に持て囃されそうだ。
アメリカ
ディスペンスパック・・・ホットドッグにいっぺんにケチャップとマスタードを掛けられる発明
お~いお茶・・・緑茶ブームで、健康に最適な飲み物となっている。
おしぼり・・・食事の前に手を綺麗に拭けるグッズはないとのこと
焼きそばUFO・・・手軽で安価で美味しい。焼きそばをお湯で麺をほぐす発想が凄いと評判
麻雀・・・リーチは日本特有のもの。駆け引きが倍増するようだ。
フランス
弁当箱・・・美食家が多いフランスで、安くて早く食事ができると大ブーム
うなぎのタレ・・・しょうゆベースで何にでも合うと大人気間違いない
ラブホテル・・・休憩システムが優れているようだ。フランスにはない!
では最後に、日本に来た外国人が驚くベスト10を紹介し結びとしたい。
第1位 トイレ・・・多機能で清潔。音が鳴ったり、トイレットペーパーが常時備えてある
第2位 自動販売機・・・こちらも種類が豊富で街の至る所に設置
第3位 レストランのベル・・・注文や会計の際、店員を呼ぶアレ。王様になった気分
第4位 時間に正確・・・公共の乗り物は時刻表通りに来ることが不思議で仕方ない
第5位 ATM・・・外国では金の入った箱で、破壊して持って行かれてしまう。治安No.1!
第6位 ティッシュ配り。無料でもらえるなんてありえないサービス
第7位 治安の良さ・・・夜道を女性ひとりで歩ける安全さ
第8位 列に並ぶ日本人・・・割り込まず、きちんと順番待ちをする姿。秩序規律に正しい
第9位 ラッピング・・・心配りやもてなしの心を感じる。ブックカバーも感心
第10位 無人販売所・・・田舎の野菜販売など。カゴにお金が置いてあっても誰も持って行かない。
他にもネットカフェ、可愛いケーキ屋、カプセルホテル、コインパーキング、タクシーの自動開閉ドア、アニメ、マンガ喫茶、24時間営業の店、回転寿司、傘を入れる袋、コスプレ、プリクラ、ゴミが落ちていないことには相当驚きのようだ。
アジア各国は、中国、韓国、北朝鮮を除き、大多数の国の人々が日本を大好きで好感が持てると回答した。
https://www.youtube.com/watch?v=-o9w7tRoBx4 (ベトナム)
https://www.youtube.com/watch?v=M9Y1d-MWRXw (オーストラリア)
https://www.youtube.com/watch?v=zJVIfPWYV4g (インドネシア)
https://www.youtube.com/watch?v=lka7AEiip_g (ロシア)
https://www.youtube.com/watch?v=ww3zIu6CKFo (タイ)
https://www.youtube.com/watch?v=S3WPOnFfiYY (シンガポール)
私たちは日本人である以上、外国若しくは外国人が私たちの暮らす日本や日本人に対してどのような印象を抱いているのかを知る由もない。しかし、映像を見る限り、多少手前味噌かもしれないが、日本人をある意味リスペクトしているし、日本に対しても好印象を持っていることは揺るぎのない事実だ。日本製品の凄さやアイディアの素晴らしさを一様に賞賛している。日本の文化は先進国としても一流であることを物語っている。
もう少し、日本人は自信を持っても良いと思う。世界に誇れる先進技術や工業製品を全世界に向け発信しているし、抜群の信頼を得ていることで証明が付く。
最近、この手の記事が多くなっているが、国際化と言われて久しいものの、日本人は昔から島国ということが災いして、あまり海外に出向く機会が少なかった。しかし、数多くの外国人が日本を訪れ、目に触れる物や美しい風景、その卓越した製品などに感動し、絶賛している映像を見ると、日本人の一人として誇りに思う。私たちは何気ない生活を送っていることが、実は外国から見れば凄いことだと思う。どの家庭にも液晶テレビやビデオカメラがあり、PCでネットが使える環境が整備してあり、高校生の95%以上がケータイを所有している。必要なものは何でも揃い、お金さえあれば何でも手に入る。そんな便利な生活に我々は慣れっこになっていて、それがどんなに凄いことか理解に乏しい。
社会福祉や社会保障制度も行き届いていて、何不自由ない生活をしているが、日々の生活の有り難さを噛みしめ、感謝する気持ちを持たなければならないと実感した次第だ。
そう思えただけでも今回のテーマを記事にした価値はあったかと思う。
記事作成:11月28日(金)