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プレイバックスポーツ感動シーン

 何をいまさらと言われそうだが、今年はスポーツ三昧となった。まず冬、ソチ五輪が開催された。羽生結弦が見事男子フィギュア界で初の金メダルを日本にもたらした。そして6月にはサッカーW杯で灼熱の国ブラジルは、戦前はデモや工事の遅れ、あるいはテロの脅威なおで開催自体が危ぶまれたものの、開けてみれば連日繰り広げられた熱戦に感動と希望をもらった気がする。

 そこで今日は、過去において、感動的なスポーツ名シーン回顧すべく、このような記事をしたためてみた。題して「プレイバックスポーツ感動シーン」。忘れかけていた筋書きのない感動ドラマをもう一度思い出していただけたら幸いです。

 ロンドンオリンピック

 内村航平、ボクシングの村田諒太、吉田沙保里らの金メダルに加え、悲願の銀メダルを獲得した女子卓球団体、なでしこジャパンの最後まで諦めない闘志、競泳陣のチームワーク、そして女子バレーボールでは宿敵中国を倒しての銅メダル獲得。毎日のように感動をもらった。深夜まで眠い目をこすり、テレビの前に釘付けとなって声援を送った2年前の暑い夏。寝不足に追い込まれた人も多かったはず。
 そして熱戦が終わり、東京の中心地で行われたメダリストたちの凱旋パレードは、群衆で埋め尽くされた。その数60万人。これほど人々に感動を与える原点は、筋書きのないドラマだということ。そしてメダルにたどり着くまでの努力は並外れたものではないということ。檜舞台の陰で、人知れずトレーニングに励み、肉体の限界に挑み、掴み取った栄光。それはまばゆい光に包まれた最高の栄誉。今、2年前の感動をここで振り返り、アスリートたちの頑張りを改めて讃えたい。

 そのTV中継を彩ったのが、NHKの五輪テーマソングとして使用された「いきものがかり」の「風が吹いている」だ。この曲が感動に色を添えた。

 ソチ五輪の名場面をバックに歌う「風が吹いている」

 人間の記憶は不思議なもので、あれほどのセンセーションと感動シーンを与えてくれたロンドンオリンピックも、時の流れと共に次第に過去のものとなっていき、忘れ去られる運命。したがって、スポーツは政治を越え、全世界の人々を繋ぐ架け橋となる要素を含んでいる。感動は海を越えて伝わり、素晴らしい演技やパフォーマンスには最高の賛辞と惜しみない拍手を送る。それがスポーツの良さであり、感動を呼ぶ筋書きのないドラマなのだ。

 最後に、月日が経つのは早いもので、アテネオリンピックの男子体操の復活劇から10年が経過した。私はこの快挙をテレビの前で自分の目に焼き付けていた。時々涙で霞んで見れなかったことを覚えている。あの日の感動を永遠に忘れ得ぬものとしたいので、ここで紹介して結びとしたい。もちろん五輪の公式テーマソングは「ゆず」の「栄光の架橋」だった。

 伝説となった刈屋アナの実況はコチラ

https://www.youtube.com/watch?v=YxheBA8YwIo

 記事作成:7月2日(水)


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