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Channel: 時遊人SUZUのひとり言
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惜しかったユニット回顧

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 21世紀の今、芸能界、特に歌謡界(J-POPS)を見渡せば、多人数アイドルユニット花ざかりだ。その牽引者は、「モー娘。」と「AKBグループ」(AKB48・SKE・NMB・HKT・乃木坂46・JKTなど)である。男性もまた負けてはいない。多人数アイドルの代表格は今も昔も「ジャニーズ事務所」所属の歌手たちであるし、今ではEダンスユニット「XIL」Eが時代をリードしている。しかし、ひと昔前の20世紀には、あともう少しでブレイクするはずだったグループやユニットが数多く存在した。まずは、ファンだった人たちには申し訳ないが、勝ち組ユニットと惜しかったユニット(敢えて負け組とかB級とは言わない)に分けてグループ分けして、その惜しかった方たちの中にもいい曲を提供していることを紹介したい。その勝ち組と惜しかった組の線引きの基準は、オリコンの上位やベストテン番組に入ったか否かで決めたい。そして今回は男性ユニットは除外して考えたいのであしからず。

 勝ち組ユニット・・・ザ・ピーナッツ、リンリン・ランラン、キャンディーズ、ピンクレディー、おニャン子クラブ(うしろゆびさされ組・後ろ髪ひかれ隊)、WINK、Babe、Mi-ke、CoCo、シュガー、わらべ、ポケットビスケッツ、ブラックビスケッツ、モーニング娘。AKB48グループ、乃木坂46、Perfume、ももいろクローバーZなど。

 惜しかったユニット・・・リリーズ、コスミックインベンションアイドル夢工場スターボー、少女隊、制服向上委員会、ソフトクリーム、たんぽぽ、きゃんきゃん、SAINT-FOUR、SweetSなど。

 おそらく「惜しかったユニット」に入れてしまった方たちは、世間一般の認知も低いことから、あえて埋め込み映像処理で、このようなアイドルユニットがかつて存在し、頑張って活動していたことを残したいと思う。お断りしておくが、誹謗・中傷の意図は全くないことを先に記しておきたいので、くれぐれも誤解のないように・・・・。

 上記で下線部のあるグループユニットを取り上げます。

 「コスミックインベンション」

http://www.youtube.com/watch?v=x-MVWSaQ1Ok

http://www.youtube.com/watch?v=fsnwtwImSa0

 全員中学生によるシンセサイザーユニット。YMOの弟分妹分のような存在で、ライトポップ調のテクノサウンドを手掛けていた。ドラムの森岡みまがメインヴォーカルという珍しいシステムを敷いていた。当時は画期的で、電子音のドラムやキーボードを操っていた。レッツゴーヤングに出演した。「YAKIMOKI」や「コンピューターおばあちゃん」などNHKの「みんなのうた」にも楽曲が使われた。

 「アイドル夢工場」

http://www.youtube.com/watch?v=5U1w1ll3oG4

http://www.youtube.com/watch?v=Zj0TJQrxp78

http://www.youtube.com/watch?v=17HWTtgZzMA

 フジテレビの真夏のイベント企画「夢工場」から生まれたユニット。「夕やけニャンニャン」や「夜ヒット」に数回出演しただけで終わってしまった。洗練された都会的な美少女の7人組で、当時はおニャン子クラブの妹分的な登場の仕方をしたが、いつの間にかテレビに出なくなった。「アドベンチャードリーム」は私も好きだった曲だった。今では伝説のグループになってしまった。鈴木あみのように所属事務所のトラブルがあったのではないかと勘繰ったほどだ。

 「スターボー」

http://www.youtube.com/watch?v=ybE_XTrmj4Y

 1982年から1984年にかけて活動した女性3人組アイドルグループ。スターボーとは星の虹(レインボーから の造語)という意味で「星の架け橋」という意味が込められているとされている。宇宙人的な衣装を身にまとい、「ももクロ」以上に素早くも激しい振り付けの踊りでステージを闊歩した。奇を衒った身なりも凄かったが、女子で超刈り上げショートヘアのテクノヘアーを実践したのも斬新である意味革命的だった。

 「SAINT-FOUR」

 こちらもスターボーと同様、カラフルな衣装で、激しいダンスが売りだった。「ももクロ」の元祖のようなグループだった。コチラはヒット曲に恵まれ、歌謡番組への出演や露出度も高かったが、活動期間が短かったことから「惜しかった」組に入れてしまった。「Fushigi Tokyo Cinderella」がデビュー曲にして代表曲。 曲中にバク転を披露するなどとにかく忙しく活発なユニットだった。

 「制服向上委員会」

 、“清く正しく美しく”をモットーにアイドルの王道を行くべく1992年秋に結成された グループ。メンバーは随時入れ替えられて継続していたが、2006年9月24日をもって“ 卒業”した。 お嬢様風の均整の取れた美少女集団のユニットだった。2006年9月24日の卒業記念公演に出演したメンバーはレッスン生2名を含む11名。コンサート「制服の日」、制服ファッションショーを始め、反戦集会、メーデーへの参加、社会貢献など多彩な活動を行っていた。初代リーダーの吉成圭子が中心だった。そしてなんと1期生から18期生まであった。

 「きゃんきゃん」

http://www.youtube.com/watch?v=9e6lVE2tMrs

 3人組のアイドルユニットで、私も途中からセンターに変わった「山本博美」(現在・京本政樹夫人)が綺麗で大好きだった。テレ朝金曜日深夜に放送していた「MINT TIME」は欠かさず視聴していた。

  • 唐沢美香 (からさわ みか、東京都品川出身、1964年3月26日 - )東京女子高校卒 157cm 42kg 78-57-84 O型
  • 山本博美 (やまもと ひろみ、大阪府出身、1962年11月26日 - )大阪成蹊女子高等学校卒 162cm 48kg 81-60-86 A型
  • 桜井直美 (さくらい なおみ、東京都両国出身、1966年3月20日 - )嘉悦女子高校卒 160cm 46.5kg 79-60-86 A型
  •  さて、今回のミーハーが入った記事だが、いかがでしたか。懐かしんでもらえたでしょうか。アイドルフリークの方には、憤慨するような記載もあったかもしれなせんが、どうかご了承願いたいと思います。これまで幾度となくアイドルに関する記事を書いてきたが、いつの時代も女性が輝ける時期は10代後半から20代前半のような気がする。一番元気があってきゃぴきゃぴしてもっとも楽しい時期。この時代にアイドル歌手として脚光を浴び、時代をリードしたいと考えて活動していたアイドル予備軍。いつかメジャーになる日を夢見て踊りや歌のレッスンに励んでいたことは容易に想像できる。「あまちゃん」ではないが、女の子なら一度はアイドルを夢見たことがあるに違いない。それを行動に移し、実践しようとした彼女たちの頑張りに大きな拍手を送り、賞賛したいと思う。

     記事作成:2月26日(水)


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