今日は35年前の1977年の同じ1月、私が中1の頃に流行っていた楽曲を3曲お送りしたい。その時代は、「ザ・ベストテン」が放送を開始し、我が福島県でもネットしたことで、新たな歌謡曲や情報の発信番組として人気を得た頃のことだ。寒い冬に、記憶に残る名曲がこれから取り上げる3曲だったのだ。
「カナダからの手紙」 by 平尾昌晃&畑中葉子
http://www.youtube.com/watch?v=SYAq_3UHuGg
http://www.youtube.com/watch?v=UfiILk7i8EQ
http://www.youtube.com/watch?v=dwmPpcPFEjs
GSブーム絶頂の頃、「和製プレスリー」の異名をとり、女性の黄色い歓声を浴びた作曲家・平尾昌晃と、彼の主催する音楽スクールの生徒で清純派の代表のようなフランス人形のような容姿の畑中葉子が師弟コンビを結成し、デビューを果たした。その第一弾シングルとしてリリースしたのがこのデュエット曲「カナダからの手紙」。ランキング上位に入り、ベストテン番組にも出演した。カラオケでも人気を博した名曲と言える。
「迷い道」 by 渡辺真知子
http://www.youtube.com/watch?v=deeLLpEIqfE
http://www.youtube.com/watch?v=7ESLjmhT-xo
http://www.youtube.com/watch?v=J52BOl99XTE
初期のニューミュージックブームの代表選手のような彼女。シンガーソングライターとしてそのあり余る才能を遺憾なく発揮。同時期に活躍した八神純子、庄野真代、竹内まりや、大橋純子と合わせて「歌唱力抜群5人娘」だと私自身は考えている。
特にこの迷い道は大好きだった。
「わかれうた」 by 中島みゆき
若手実力シンガーの登竜門「ヤマハポプコン」出の彼女。独特な雰囲気と歌唱方法で一躍脚光を浴びた。名曲「時代」でデビュー後、次々と独自スタイルの楽曲を発表。「ひとり上手」「悪女」「うらみます」などやや暗めで女性の怨念を歌に託した。また、研ナオコの「かもめはかもめ」や桜田淳子にも曲を提供。息の長い歌手として活躍した。また、「オールナイトニッポン」のパーソナリティーを務めたりとその高い才能を見せつけた。
さて、第4弾はここでおしまい。次回も3曲を予定している。1970年代から80年代が中高時代を過ごしたため、どうしても想い出の曲となるとこの時代に集中する。自分の人生の生き方・在り方に多大な影響を与えた時期に、このような素晴らしい曲たちと出会えたことを嬉しく思う。
記事作成:12月7日(土)