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Channel: 時遊人SUZUのひとり言
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不祥事だらけの現代の政治家たち

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  ここ数年の若手政治家達の常軌を逸した振る舞いに心底政治は腐敗し、堕落していると悲観している。当の本人達はその責任すら感じていないことに腹立たしくさえ思う。

 政治への志が薄い輩に、「著名人」というネームバリューだけを有難がって各政党が出馬を要請し、単なる人気取りで当選した者が、結果蓋を開けてみればさまざまな不祥事を引き起こしている。

 野々村竜太郎

 ご存知、記者会見で、大の大人がみっともないほど号泣し、言い訳ばかりを展開した張本人。自らの主観でしか物事の判断ができず、自らを客観視できずに、やりたい放題やったくせに、いざ、それを咎められると、自分の功績を主張し、罪の意識や責任のかけらもなく、自己弁護に終始する情けない輩。こういう愚輩はもはや政治家ではなく「政治屋」でしかない。議員という地位をありがたがっているだけで、その地位に胡坐をかいて、正当な判断や行動が出来なくなった典型例だ。結果、300万円もの「政務調査費」を不正に流用し、それが詐欺罪として告発され、執行猶予4年付きの懲役3年の刑を受けた。彼は47歳(不正発覚時は43歳)だが、もう政治家として政治生命は絶たれ、再起は不能といえる。

  豊田真由子

 子供ですら「このハゲー」を連発するほどの悪意に満ちた流行語を生んだ張本人。元秘書に対する罵声や暴力の数々。A型らしく、プライドが高く、気に入らないものをとことん攻撃する。そのくせ内弁慶のくせに外面よく振舞う。感情にムラがあってヒステリック。かと思えばぶりっ子。実に扱いにくい性質だ。自分が一番偉いと勘違い甚だしく、高慢ちきで傲慢すぎる態度。こういう輩が東大出身者と聞いただけで反吐が出る。東大出身者は常識も持たない輩なのかと目と耳を疑う。だとしたら我が慶應のほうがまだましだ。
 この議員は一体どこへ雲隠れしているのか?このまま逃げおおせると思っているのだろうか?ほとぼりが冷める一定期間、マスコミの関心や追及を交わし、時機が来れば、再起を期するとでも思っているのか?国会議員の風上にも置けない。

 上西早百合

 もっとも政治家としての資質に欠ける。政治を道楽にしている張本人だ。あのなる不利構わぬ言動、本来中立で平等な立場であるべき議員を意にも介さず、常に上から目線で持論を発信し続けている。特筆すべきは、サッカーのサポーターの批判をツイッターで展開し、しかも議員とは思えぬ汚い言葉遣いで罵る始末。自分の考えなり主張を議場で行うならまだしも、こうした土俵の外でしか物言いができないとはちゃんちゃらおかしい。本末転倒も甚だしい。公設秘書がいなければ、正当な判断もできず、ヒステリックになり感情論で持論を展開することしかできない愚直議員だ。そうした不満を解決し、平和裏に解決するよう努力するのが議員の本懐だろう。それを自分の稚拙な発想で、解決困難と見るや、攻撃的にインスタの世界でしか自己主張できず、批判的な発言に終始する。所属政党だった「日本維新の会」だが、自分の不適切な行動(本会議を欠席し、他党の議員と酒盛りや男性秘書と不倫旅行疑惑)や過激な言動が基で除名処分されたのに、反省の色もない。こんなのは政治家としての資質云々ではなく、ひとりの人間として許せない。支援者をバカにするのにもほどがある。彼女は34歳。人間としても政治家としても未熟なのに、議員という地位に溺れたひとりと言える。何様のつもりだと言いたい。

https://www.youtube.com/watch?v=vgYIjVvPGx0

 8月29日、早朝、北朝鮮のミサイル発射に伴い、初めて発令された「Jアラート」。このシステムに対してもこの女は噛み付いた。だったら、お前がこのシステムに替わる新システムを作ってみろよ。人のやることに批判や文句しか言えない分際で、偉そうなことばかり並べてんじゃない。それを実現して国民生活に貢献するのが政治家の使命だろうが。この女がやっていることは単なるクレーマーだ。二度とこういう政治家としての資格もない輩に一票を投じてはならない。失職に追い込むべきだ。

 橋本健(神戸市議)

 公の場である新幹線の車内で、悪びれた様子も無く、堂々と恋人繋ぎで爆睡。良識の微塵もない。通常の感覚なら、妻子がいる身で、他人とこのようなスキャンダルに見舞われたら、有権者への裏切り行為と自覚し、潔く議員辞職してナンボ。にもかかわらず、会見では責任を感じている素振りを示し、その場を乗り切りたいという姿勢しか感じない。表の顔と裏の顔はまったく違うと私は見抜いていた。案の定、次々と不祥事が露呈した。
 週刊誌のすっぱ抜き記事によれば、橋本市議が政務調査費で不明瞭な会計処理を行い、議会に虚偽の報告を行っていたという告発だ。知人が経営しているという、実存しないと思われる印刷業者に、自らの活動報告を行うチラシを4~8万部、印刷の発注をした。そして合計額720万円も政務調査費として計上した。実はこれが架空発注で、まんまとだまし取った詐欺罪という疑惑がもたれている。
 しかも印刷したチラシを、自らあるいは支援者と朝方までかけて街頭で配布したり、選挙区内の各家庭のポスティングしてまわったと釈明。しかし、そのチラシを見たものが誰もいないという。配りきれない残部は、すべて廃棄したと平然とのたまう。政務調査費は、私たちの税金が使われている。国民や市民の血税であるのにもかかわらず、それを捨てているのと同じだ。廃棄したという発言も私はでっち上げだと私は思っている。
 実態を探られないように、証拠隠滅で捨てたと言っているのに過ぎない。始めから印刷チラシなど存在しない。おそらく、さもチラシを作成しているかのように偽チラシを一部、自力で作っておいたに相違ない。いざマスコミなどに暴露された際に弁明措置として、予め用意しておいたのだ。8万部など嘘八百で、廃棄したというのも嘘。証拠があがらないように自作自演しているだけ。橋本市議は不正を暴かれぬよう、計算づくで、用意周到に汚職を隠す手立てを打っていたと見える。
 後日、案の定、印刷業者は橋本健議員に頼まれて、偽の領収書を発行したと証言した。
 結局は嘘に嘘で塗り固めた腰抜け野郎で詐欺行為を正当化しようと画策していただけだ。こんな釈明でやり過ごせるとでも思っているのだろうか?
 これは極めて悪質であり、おそらくは同じような手口で、だまし取り、今井議員との交際費や遊興費に充てていたと見られる。よって、同じ野々村議員が懲役3年を喰らったように、彼は再犯の恐れもあるし、実刑も予想される。まぁ「天網恢恢疎にして漏らさず」とは彼のことだろう。こんな嘘つき議員は、政治の世界から抹殺したほうが神戸市民のためだ。


 
 その後の調べで、橋本氏がチラシのデザインを発注したと主張している神戸市の業者A氏の代理人弁護士が26日、橋本氏からA氏に疑惑を否定するよう「想定問答」がメールで送られてきていたことを明らかにした。橋本氏は25日に「精査する時間をいただきたい」との文書を出していたが、この日、A氏側が橋本氏から“口裏合わせ”を依頼されたととれるメール文面を公開した。

 これでもう嘘は通らないし、もう言い逃れできない。
  結局、この男は大嘘つきということが公になった。おそらく、今井議員とは一線を越えていないと語った会見もすべて自分の保身からでた嘘であることは明確だ。あらかた政務調査費を詐取した720万円で、白のGT-Rでも買って、それで今井絵理子議員と車内デートしていたに違いない。いいご身分だ。しかし、この遊興費のツケはあまりにも大きい。市民を裏切った張本人が議員を続けられるはずがない。自滅というか身から出た錆だ。

 今井絵理子

 妻子ある議員と交際し、週刊誌に告発された。橋本健議員のみが会見で事情説明させ、当の本人はこの件に関して黙して語らずの姿勢を貫いた。恋人関係にないものが、恋人繋ぎで身を任せて電車内で熟睡などできるのか?ホテルで密会し、何もないとか「一線を越えていない」など、誰が信用できるのか?保身から真実を隠蔽し、偽証しているに過ぎない。公職にある議員である以上、自らの軽率な行動に対して説明責任は生じるし、逃げおおせるものではない。

 他にも多くの不祥事で名が挙がっているのは、ゲス不倫の宮崎謙介前代議士、路チューの中川郁子農水政務官(あの不審死を遂げた、中川昭一夫人)、金銭トラブルの武藤貴也氏。不倫報道の中川俊直衆院議員。
 不祥事続出が問題視されているのは自民党の2012年当選組の新人議員ばかり。政治へのたいした志もなく、公私の「私」を優先する人間ばかりだ。生活の手段として政治を選んだか、あるいはかっこつけでなったとしか思えない連中ばかりだ。政治家という肩書きをあり難がっている俗物ばかりだ。日本という国は、個性的だったり、有名人というだけでチヤホヤして投票する無計画で非常識な有権者も多いという点も問題だ。

 さて、最近の30代40代の若手議員の動向を見ても、にわか仕込みでなったに過ぎず、「天職」という立志の観念が薄すぎる。彼らは「天職」ではなく、「転職」しているだけ。選挙の時だけ、いい顔をして国民に迎合し、いざ当選を果たせば党の宣伝媒体となり、単なる番犬に成り下がる。
 一番許せないのは、政治家=公人であり、公職にある者が、何の罪悪感も無く、不倫を働いたり、政務調査費をちょろまかするという不正が罷り通るという事実だ。しかも、離党すれば所属政党に迷惑はかからないと、まるでトカゲの尻尾切りの如く、責任追及を免れようと画策する。一般人であっても不倫一つで会社はクビになり、社会的制裁を受ける。公職者はより大きな代償を払って当然ではないのか?

 断っておくが、こういう輩は、本職、あるいは公職を担っているという意識が薄い。バイト感覚で政治をやられたら、国民はたまったものではない。不祥事を働いたものは、国民の審判(弾劾)を仰ぐべきで、失職となることもあり得ることを法律で明記すべきだ。

 そうでもしない限り、こうした「俄か議員」は、ますます増えるであろう。こうなると、国民を最優先した執政などありえない。自らの保身や弁解や弁明に追われ、事実を歪曲し、平気で嘘を突き通す。政治家としての資質はゼロで、政治姿勢を疑わざるを得ない。

 なぜ私が、政治の腐敗や資質無き政治家を糾弾したいのかといえば、私が尊敬している今は亡き祖父が政治家だったからだ。明治人らしく、自分にも厳しい人で、不正は断じて許せない、生粋の会津気質を持った人だった。2期8年務め上げた後、政治家を長くやると癒着やしがらみがあってやりづらくなると、スパッと辞め、その後は一銭にもならぬ、慈善活動に日々明け暮れた。スポーツを通して県民の健康を増進する新たな団体も立ち上げ、会長として体力の向上のために活動し、総理大臣賞や文部大臣賞まで受賞するまでに育て上げた。そういう人のため世のために献身的に活動した人を身近に見ていたため、政治家の不祥事は断罪したくてたまらないのだ。

 大阪維新の会議員が国会で暴言

 

 国民の信託を得て、政治の世界に身を投じたのならば、公人としての自覚を持ち、全体の奉仕者としての立ち居振る舞いをしてもらいたい。そして国民の期待に応えられるよう全力で取り組む姿勢を見せてほしいものだ。そして、不祥事を犯しているという自覚があれば、潔く辞職をしてほしいものだ。

  しかし不正や汚職は若手ばかりではない。安倍首相だって我が身が危ない。加計学園問題もお茶を濁して平行線を辿るだけ。いっこうに解決の糸口が見えない。真実は闇の中という印象。ひょっとすると、野党の攻撃の矛先を変えるために、意表をつく衆議院解散総選挙に打って出る可能性もゼロではない。首相がその職を追われる事件は過去にも多くあった。ロッキード事件(田中角栄)、リクルート事件(竹下登)、そして加計学園(安倍晋三)。偶然だろうが、3人ともB型首相。小沢一郎も東京佐川急便事件で5億円もの政治献金を受け取っており、一・六戦争に発展した。六は梶山静六だ。小沢一郎もなぜかB型。政治でいざこざが多いのは批判好きなこの型が圧倒的に多いのも不思議だ。

 最後に、若いながらも政治家の資質が垣間見れる真の志を持った政治家・小泉進次郎の男気を紹介したい。先輩議員に対して、自分の考えを堂々と主張できるのは、政治に対しての思い入れがあって、ブレない政治信条で真摯に向き合っている証拠だ。

 記事作成:8月25日(金)


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