Quantcast
Channel: 時遊人SUZUのひとり言
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1757

芸能人に転身した元女子アスリート

$
0
0

 過去に、当ブログで「華麗なる転身」と銘打って記事を書いたことがある。しかし、私自身、昔のことはよく覚えていても、最近のことはまるで頭に入らない年代に入って来た。
 今回のテーマは、元々はアスリートとして活躍しながら、現在は転身し、タレントとして身を立てている女性たちを取り上げたい。

 木原光知子(故人)B型

  元アイドルスイマーにしてオリンピック選手。高校在学時に1964年東京オリンピックに出場し「ミミ」の愛称で一躍アイドル選手となった。競技を引退後は東レの水着モデルを務めるなどタレントに転向。岩崎恭子や渡部香生子、池江のように10代で華々しい活躍をした。やはり女性アスリート選手は15歳前後がピークになる傾向がある。

 マッハ文珠 B型

  最近メディアで見かけなくなったが、元女子プロレスラー。長身大柄な体型で、私は個人的に和田アキ子とダブる。
 歌手志望で、1972年、13歳の時、『スター誕生!』に出場し、決戦大会まで進出したが、スカウトのプラカードは挙がらなかった。同決戦大会に山口百恵が出場していたことから後に「山口百恵に敗れた」という形容で呼ばれるようになった。
 公称180cmという長身、ルックスの良さ、もって生まれたスター性、前述のごとく歌も歌えることなどからすぐに注目され、旗揚げ後苦難が続いた同団体初のアイドルスター選手となり、従来の女子プロレスのイメージを変え、TVの人気も上がった。
 1975年3月、WWWA世界シングル王座(第17代)獲得。同年4月15日、赤城マリ子とのタッグでWWWA世界タッグ王座(第61代)獲得。選手として強いだけではなく、プロの歌手としてレコードも出しそれをヒットさせ、試合後にリングで歌を披露するなど、それまでの女子プロレスラーにはなかった明るいアイドル性も備えており、女性ファンも多数獲得した。マッハの活躍で全日本女子プロレスの隆盛が始まり、後のビューティ・ペアやクラッシュギャルズの雛形的な存在だったと言える。

 https://www.youtube.com/watch?v=JDqwl_KYGyo

 山崎浩子 B型

 鹿児島県揖宿郡山川町(現・指宿市) 出身の元新体操の選手・タレント・スポーツライター。身長154cm。新体操の全日本選手権で個人総合5連覇を果たし、新体操ブームの火付け役となった。1979年の世界選手権大会(ロンドン)個人総合で20位、1981年の世界選手権大会(ミュンヘン)個人総合で12位、1983年の世界選手権大会(ストラスブール)個人総合で34位。1984年、ロサンゼルスオリンピック個人総合で8位入賞し、この出場を最後に引退。

 ビューティーペア

 ジャッキー佐藤(1957年10月30日 - 1999年8月9日)とマキ上田(1959年3月8日 - )により、1976年2月24日に結成され、その日に行われたWWWA世界タッグ王座戦で、赤城マリ子・マッハ文朱ペアに勝利し、タイトルを獲得する。ブラック・ペア(池下ユミ、阿蘇しのぶ)との好勝負は人気を不動のものとした。
  またRVCより「かけめぐる青春」でレコードデビューし、試合前のリング上で歌う斬新なスタイルで、女子プロレス界のアイドル的存在となる。このレコードは80万枚を売り上げた。

 ダンプ松本 B型

 ビューティーペアに憧れて女子プロレスラーになることを志す。デビュー後の1984年、一番弟子のブル中野らとヒールのタッグチーム『極悪同盟』を結成。翌年にフジテレビで放送されていた『全日本女子プロレス中継』でヒールにもかかわらず人気を博し、クラッシュギャルズ(ライオネス飛鳥と長与千種が当時結成していたコンビ名)との抗争は女子プロレスを大いに盛り上げた。

Beauty_pair_2Damp_matsumoto

 クラッシュギャルズ

 1984年8月に結成した長与千種とライオネス飛鳥による女子プロレスのタッグチームである。初期活動期は、アイドルレスラーとして『炎の聖書』などのレコードをリリースするなど当時の女子プロレスにおいて絶大な人気を誇った。ダンプ松本、クレーン・ユウ(ユウ引退後はブル中野)、阿部四郎らの「極悪同盟」と激しい抗争を繰り広げた。

 北斗晶 O型

 1985年6月12日、札幌中島体育センターにおける岩本久美子(後のグリズリー岩本)戦で全日本女子プロレスよりデビュー。入門当時は当時の本名・宇野久子をそのままリングネームにしていた。当時、デビュー時代から連戦連勝でありデビューからの連勝記録を保持していた。同年の新人王決定トーナメントは準優勝、年末の女子プロレス大賞では(最優秀)新人賞となった。
 1986年3月、大阪城ホール大会で先輩のコンドル斉藤が保持する全日本ジュニア王座を奪取。
 アントニオ猪木の主導により北朝鮮で行われたスポーツと平和の祭典で健介と出会い婚約。1995年6月4日、健介と結婚。

Crash_galsHokutoakira

 陣内貴美子 O型

 サントリーバドミントン部を経て、ヨネックスバドミントン部に所属。16歳で代表チームに入り、1992年バルセロナオリンピック日本代表として出場(女子ダブルスで森久子とコンビを組んだが、2回戦で敗退した)。1994年に第一線を退く。ヨネックス所属でバドミントンの普及に努める傍ら、フジテレビの『スポーツWAVE』の土曜日キャスターに就任。番組は1年で打ち切られるが、1995年から『プロ野球ニュース』のキャスター・リポーターを引き続き担当。
 2000年に、元プロ野球選手の金石昭人と結婚。
 2001年に、当時は婚約者だった夫の金石昭人と一緒に、自宅に入った強盗を捕まえた事がある。その際、犯人へ金的に蹴りを食らわしたという逸話が残っている。
 不妊治療などでも話題になったことがある。

 潮田玲子 A型

 元バドミントン選手。三洋電機 バドミントン部を経て日本ユニシス女子バドミントン部に所属した。チームメイトの小椋久美子とダブルスペア「オグシオ」を組み、全日本総合選手権大会5連覇、世界ベスト8に入れる実力派ペアとして活躍した。2008年12月にペアを解消。 
 2009年4月、ロンドンオリンピックでのメダル獲得を目指すべく、日本ユニシスに所属する池田信太郎と混合ダブルスペアを結成(愛称「イケシオ」)。また、三洋電機への所属形態を契約社員へ変更。同年7月に芸能事務所「セントフォース」と契約し不定期ながらもキー局で自らの名を冠したコーナーを持つ。
 2012年9月30日、29歳の誕生日にサッカー選手増嶋竜也と結婚。2015年長男を出産。

JinnaiShiota

 杉山愛 B型

 元女子プロ テニス選手、テニス指導者。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。WTA自己 最高ランキングはシングルス8位、ダブルス1位。キャリア通算でWTAツアーシングルス6勝、ダブルスでは38勝。
 日本人選手として初のWTAダブルス世界ランキングで1位を獲得。日本人女子25年ぶりのグランドスラムダブルス優勝者で、現在日本人最後の4大大会優勝者。グランドスラム優勝4回は日本人最多記録。4大大会シングルス成績は2度のベスト8進出があり、現在日本人女子最後の全豪・全英シングルスベスト8進出者である。

 浅尾美和 O型

 元プロビーチバレー選手(元 インドアバレーボール選手)。三重県鈴鹿市出身。エスワン所属。その美貌からビーチの 妖精とも呼ばれる。
 高校卒業後は川合俊一のスカウトを受け、ビーチバレーに転向すると同時に、川合が社長を務める芸能事務所・ケイブロスに所属。モデル業及びタレント活動を競技生活と並行して行い、ファッションモデルやグラビアアイドルとしても活躍した。
 2008年2月より、ペアを組んでいる西堀健実と共に所属クラブをエスワンへ移籍した。その後、新コーチに2002年釜山アジア大会金メダリストの渡辺聡を迎え、北京オリンピック代表を目指し世界を転戦していたが、出場に必要なFIVB世界ランキングにおいて上位にはるか及ばず、代表権を得ることは無かった。なお、五輪期間中はタレントとしてテレビ中継番組に出演した。

SugiyamaAsaomiwa

 青木愛 A型

  •   8歳から地元の京都踏水会でシンクロを始め、小学4年生で国内大会のジュニア五輪で優勝。
  •   2006年、ワールドカップ代表。チーム種目で銀メダル獲得。
  •   2008年、北京オリンピック日本代表(チームで最年少)。チーム種目で5位入賞。北京五輪を最後に現役を引退。
  •   2010年、びわこ成蹊スポーツ大学を卒業。引退後は京都踏水会で指導を行う傍ら、モデルやタレント、レポーターとして活動している。
  •  ほかにも芸能界ではなくても政治家への転身を図った女性アスリートも数多い。

     橋本聖子、谷亮子、神取忍など、そのネームバリューに物言わせ、全く違う世界に飛び込んだ方々も数知れずいる。そういう有名人を政治道へ勧誘する政党も情けない。数合わせのために、有名人たちを引きずり込むのは如何なのもか。

     アスリートを引退し、芸能界に転向する女性というのは、何かと話題性があり、それより何より美人であることが共通項となっている。やはり美人は得で、現役時代から注目を浴び、マスコミにも取り上げられてきた経緯があって、ルック的にもビジュアル的にもモデルやタレントとして十分出演価値があるという理由になる。

     記事作成:7月16日(土)


    Viewing all articles
    Browse latest Browse all 1757

    Trending Articles