今回はあまり一般の方が知らないであろう物の価格を調査してみた。大量生産大量消費ならば、コストを抑えた生産も可能だが、あまり普段目にしないような物であれば、どうしても特注になるため、費用も高くなるのは必至。今回は知られざる物の価格を特集したい。
1.棺桶・・・相場2万円~4万円
http://kanokeya.ocnk.net/product-list/1
2.浮気調査
素行調査や浮気調査の費用は、1時間当たり1万円位×調査員数×調査時間×日数+経費(交通費等の実費)ぐらいの金額なら、割と普通の料金設定 80万円~100万円を請求されるケースが多いとか
3.着ぐるみレンタル
動物の着ぐるみ一体一日8,640円
購入すると最安でも数万円でウルトラマン級になると一体100万円を超える。
4.東京ドームの外野にある大型看板
年間約1億円
・東京ドーム外野 超大型看板
約1億5000万(製作費別途300万円)
プラス、ホームランが看板直撃すると100万円以上の賞金か商品を選手にプレゼント。
5.日本四大新聞(読売・朝日・毎日・産経)の広告掲載料金
約2000~4000万円
6.テレビのCM放送料金
ゴールデンタイムのテレビCM
・スポット15秒 約100~200万円
7.セコムの契約料(ひと月)
戸建て ワイヤレスマグネットセンサー×7
空間センサー×1
煙センサー×1
非常ボタン×1
フラッシュライト
レンタル料 月額5,900円 初期費用・工事量 49,000円 保証料20,000円
8.トランポリン
家庭用の小さなものから公共施設にあるような競技用までピンきりだが、スポーツ施設や競技仕様のものは、大量生産していないため、高価だ。
トランポリン本体 80万円~100万円
周辺のマット(1個) 15万円~20万円
9.街で見かけるもの
電柱 7~8万円
信号機 120万円
踏み切りの遮断棒 4,000円~8,000円
自動販売機 65,000円~250,000円
道路標識 70,000円 設置費用は100万円
マンホール 70,000円
ガードレール(1m) 6,000円
パチンコ台 1台 230,000円
10.お札の印刷費用
印刷局から日本の中央銀行にあたる日本銀行への引渡し価格が公表されている。
1万円札:22.2円 5千円札:20.7円 2千円札:16.2円 千円札:14.5円
お札は日本銀行が独立行政法人国立印刷局に依頼してつくられます。つまり世の中に流通させる紙幣量は日銀の判断で決められるもので、政府であっても勝手に発行してはいけない仕組みになっています。
参考サイト:「意外な物の意外な値段」 http://www.unexpectedprices.com/
11.国会議員バッジ
衆議院 10,000円 参議院 12,500円
12. .エベレストの登山費用
もっとも安い入山料 300万円
ほかに単独登山の場合 260万円、サポートメンバー5名だと600万円程度かかる。今年タレントのなすびが登頂に成功したが、ざっと1千万円以上はかかっていると思われる。一度は大規模な雪崩に巻き込まれたこともあったが、被災地を元気づけようと何度もアタックして、今年ようやく成功させた。
13.打ち上げ花火(一発の値段)
3号玉 約3400円
5号玉 約1万円
10号玉(尺玉、約30cm) 約6万円
20号玉(2尺玉、約60cm) 約55万円
14.被告人の保釈金
一般人の保釈金の相場は200万円。 田中角栄が2億、鈴木宗男が5000万。
15.牛丼一杯
丼の吉野家の400円時代の並一杯の、 店舗レベルでの原価。230円
16.ラーメン一杯の原価
ラーメン屋は、お客さえ入ってくれれば、相当に儲かるビジネスである。 600円程度のラーメンで、原価は、150円から200円位。つまり、3分の2以上は粗利なのだ。
1日平均100人、月間来客数3000人以上、月間売り上げ200万円を超えると、もうウハウハである。 家賃、光熱費、人件費等を支払っても、普通のビジネスマンより余程良い実入りになる。但し、今はラーメン戦争と呼ばれ、ライバル店が多くお客の舌も肥えている。
繁盛店となる為には、麺もスープも相当に良い味を出さなければ、まずお客は集まらない。 1杯の原価の内訳は、麺が60円位で、残りがたれ、スープの原料、チャーシュー、ねぎ、海苔などだ。ラーメンの種類では、チャーシュー麺が最も原価が高くなる。チャーシュに凝ると、値段を200円位高く設定してもかえって儲けは薄くなるくらいだ。
一方、儲けが厚くなるのは、ネギラーメン、タンメンなどの野菜系らーめんである。
17.人工心臓
300万円位 心臓移植するためにまつのに使うようです 耐久日数30日
18.学校の黒板
アルミ枠スチール曲面黒板(捨枠付き) 3600×1200
価格 248,000円(税別)設置費は別途
19.競技用トランポリン
1,785,000円(税込み)吉田体機工業製
20.ビリヤード台
いわゆる普通のビリヤードテーブルは、9フィートテーブルといいますが、これは290cm×160cmあります。それにキューの長さが150cmあるので、最低でも部屋の広さが、5m×6mほど以上必要です。
(駐車場3台分くらいっていえばイメージがわきますでしょうか)
台はピンきりですが、競技用の中古で20万~30万くらいからで、それに設置運搬費用が別途必要です。 台の重さが400キロ以上あるので、一般的な住宅では床の補強が必須でしょう。 既存の住宅に入れるには、設置の際の搬入路が必要になります。
メンテナンスは、毎回の使用後のラシャのブラッシング時々水拭き、 数か月に一回のラシャの張り替え(専門業者)・水平を出す作業なども必要です。
ラシャの張り替えは、1台だけだと、3万~5万程度です。キューも必要です。遊ぶだけなら1本3000円程度からありますが、本格的にやるなら10万円とか普通です。
(ちなみに私の使っているキューは50万円以上します)
実際のところ。選手が練習するために購入設置するのでなければ、遊びに行って場代を払ったほうが安上がりです。
さて、今回のこのテーマは半年も前に考え付いたものなので、あまりよく覚えていないが、物の値段は意外に高かったりする。薄利多売や大量生産、大量消費とは異なり、製造場所も限られたりするから競争原理が働かず、よって高価になってしまうものばかりだ。
記事作成:平成28年2月~