以前、「アンチエイジングの女性」というタイトルのシリーズ記事を書いたことがある。今も完結せず、断続的に継続中の記事であるが。確かに、芸能人は、顔を売ってなんぼの職業がゆえに、スタイリッシュで小皺や老化防止や化粧にも気を遣っている。一般人と比べればその差は歴然で、若い印象を抱く。昔なら50歳以上では中年もいいところで、江戸時代なら人生終わっていた。私の身も回りを見渡しても男性の50代以上は、外見的にはお腹が出ていたり、年輪が髪の毛に出ていたり、女性ならカラスの爪あととまでは言わないが、目尻や首に皺が多くなってくる。今回は、芸能人はどれだけ若いかを実証するために、このテーマをセレクトした。なお、年齢表示は2015年10月18日(執筆日)時点である。
50代以上の芸能人
黒木 瞳(55歳) 元宝塚スター。未だに妖艶にして美しすぎる。小悪魔的な魅力も。
岡田奈々(57歳) 小学生の頃大好きだった。「青春の坂道」のレコードを買った。
大場久美子(56歳) コメットさんで一世を風靡した。今も若くアイドルのままだ。
野村真美(51歳) 若い時分にヌードを披露して周囲を驚かせた。色白O型美人の典型
佐藤浩市(54歳) 髪の毛ふさふさで最近渋みがと存在感が増してきた。
堤 真一(51歳) 私と同い年とは思えない。紳士的で大人の男性という印象。
豊川悦司(53歳) お兄ちゃん役からカッコいいお父さん役へと華麗なる変身・・・。
遠藤憲一(54歳) エンケンさん。父親役が多いが、かつてはVシネマのやくざ役でならした。強面だが、中身は優しい。
近藤真彦(51歳) マッチも今や50代の熟年世代。
阿部 寛(51歳) このへんは同世代。細身の長身二枚目。
稲葉浩志(51歳) B’zのボーカルだが、あの若さは不変のものだ。
薬師丸ひろ子(51歳) かつての角川三人娘ももう50過ぎ・・・。
小泉今日子(50歳) ベストテンの常連で「私の16歳」でデビューした彼女も・・・。
松本伊代(50歳)センチメンタルジャーニーのアイドルも気づけば半世紀生きた。
還暦以上
高田明(67歳) 今年引退した、ジャパネットたかたの創始者。
明石家さんま(60歳) 誰にでも愛される国民的スター。
舘ひろし(65歳) ダンディーの代表格。渋さ、迫力、存在感どれをとってもぴか一。
柴田恭兵(64歳) あぶない刑事も今や四半世紀前。アクションも年齢を感じさせない。
奥田瑛二(65歳) 男女7人夏物語でブレイク。スーツが似合うモテ男。
郷ひろみ(60歳) 新御三家もまた還暦を迎える年齢となった。私生活でもいろいろあった。
竹下景子(62歳)お嫁さんにしたい女優No.1も還暦を過ぎた。時の流れを感じる。
市毛良枝(65歳) 彼女もお嫁さんにしたい女優No.1。ヌードは衝撃的だった。
桃井かおり(64歳) 今でも化粧品のCMに出演できるあの美肌は健在。
関根勤(62歳) 黒子や蟷螂殺法などの形態模写をやっていたが、今では重鎮。
松平健(62歳)彼は見た目より実年齢のほうが若い。若くして将軍様役をやったせい?
峰竜太(64歳) かつての石原軍団ももうおじいちゃんの年齢。舘ひろしより年下は意外
所ジョージ(61歳)趣味が多彩で、仕事が趣味っぽくなっているのでストレスはなさそう。
志村けん(66歳) 最近急激に老け込んだ印象。いつまで独身を貫くのだろうか。
70歳以上
吉永小百合(70歳)サユリスト達を虜にした美貌は古希を過ぎても健在。素敵すぎる。
タモリ(70歳) 同じ世代の一般人に比べたら絶対に若い。知識も豊富で博学イメージ
高橋英樹(71歳) 桃太郎侍も今ではおじいちゃん。実生活でも孫の顔が見たいはず
加藤茶(72歳) 還暦を過ぎて孫のような年代の奥さんを貰ったが、それまでの不摂生で体が蝕まれていた。それを厭うための深い考えがあってのこと。
渡哲也(74歳) 石原裕次郎の朋友。男臭さが漂いハードボイルドが似合う。
里見浩太朗(78歳) 来年には80台の大台。助さん役のときは永遠の美青年と思っていた。
三田佳子(74歳) この年齢で肌艶が良く、しわも少ない。美肌のために努力されているに違いない。
加山雄三(78歳) 現在79歳 サライも長年歌い続け、散歩番組は引退。
久米宏(71歳) ザ・ベストテンの司会を始めたTBS局アナ時代の頃は30代半ば。ニュースステーションでその博学ぶりをいかんなき発揮し、今は仕事を選んで出演。
俗世間では50歳を超えるとミドルエイジ、60歳以上で還暦の赤いちゃんちゃんこを着てお祝い、そして70歳以上はおじいちゃん世代だ。最近は平均寿命が延びて、見た目よりも若いお年寄りが多い。生涯現役を貫く壮年世代も増え、第二、第三の人生を謳歌している人がなんと多いことか。
そして芸能人は得てしてファッションリーダーや流行の最先端にいて、常に情報を発信する立場にあること、常に衆人環視にあることから、普段から着るものに気をつけているだろう。悪く言えば若作りを強いられ、売れっ子は常にテレビに出て、ご無沙汰ということがないため、老いや老け込むことを感じることも少ない。変化に気づかないのだ。
記事作成:平成27年10月18日(日)