晩婚化がいわれて久しい。内閣府が発表した、平成25年度『少子化社会対策白書 (旧少子化社会白書)について』によると、日本人の平均初婚年齢は、2011年時点で、夫が30.7歳 妻が29.0歳だった。
また、「生涯独身率」が男性が23%、女性は14%に上昇したというニュースが流れた。また、結婚していても生涯子どもを産まない女性の割合は20~50代の既婚女性では3%だそうだ。これは日本だけにとどまらず、主に先進各国で見られる傾向となっている。 現代の結婚事情を考えるのに、男女雇用機会均等法施行に伴い、女性の社会進出と未婚化が進み、人口減とも相まって結婚適齢期の若者の男女が少なく、出逢いが少ないという実情も複雑に絡み合い、結婚願望が低くなっているのも要因となっている。
「結婚=幸せ」とは一概に言えないものの、このままでは人口の自然現象に歯止めがかからず、いずれ日本の総人口は1億を割り込むのは時間の問題となりそうだ。
この未婚化という社会問題は、芸能界において顕著で、誘惑や結婚・離婚など浮いた話が多いこの世界で、一度も結婚したことがないタレントや女優がいかに多いことか知れない。
今日はそうした「もったいない?」女優さんを取り上げたい。ただし今回のテーマからしてアラフォー以上の方限定でお送りしたい。
有森也実
現在49歳。中学3年生の時にファッション雑誌の専属モデルとなり、芸能界デビュー。1986年、ミニシアター系映画『星空のむこうの国』にヒロインとして出演、映画デビューした。同年、『キネマの天地』でもヒロイン役を演じ、第29回ブルーリボン賞新人賞、第10回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。
私の印象では、「東京ラブストーリー」の 関口さとみ役で、優柔 不断な役柄を演じて男性をやきもきさせたのが記憶に残る。もやっとした雰囲気が良かった。血液型はO型
石田ゆり子
2017年で47歳。「逃げ恥」で、大人の女性の魅力を振りまき、美魔女として再ブレイクしている。実妹で女優の石田ひかりさんと共に1999年、個人事務所「風鈴舎」を立ち上げ、社長兼女優として活動されている。私は「君のためにできること」や「美味しんぼ」の栗田ゆう子役が嵌り役だったと思っている。清純派のお嬢さん風の印象だ。血液型はA型
夏川結衣
現在49歳。熊本県八代市出身。雑誌『non-no』のモデルやユニチカスイムウェアキャンペーンモデルなどを経て、1992年にドラマ『愛という名のもとに』で女優としてデビュー、『空がこんなに青いわけがない』(1993年公開)で映画デビューし、『夜がまた来る』(1994年公開)で映画初主演を務める。第二の夏目雅子と言われるほどの美貌で人気を博した。
私の印象では豊川悦司と共演したTBSドラマ「青い鳥」で、夫、佐野四郎から逃げる役というイメージだ。血液型はA型
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深津絵里
現在44歳。大分県出身。血液型はO型
1986年(昭和61年)、原宿で行われていたミス原宿グランプリ(コンテスト)に参加し優勝をしたのをきっかけに芸能界デビュー(当時13歳)。
1988年(昭和63年)3月26日公開の映画『1999年の夏休み』でスクリーンデビュー。同年、JR東海の「HOME-TOWN EXPRESS・クリスマスバージョン」(クリスマス・エクスプレス'88)CMに15歳で起用され、広く認知される。)。
1997年(平成9年)にフジテレビで放送された『踊る大捜査線』に恩田すみれ役でレギュラー出演し、同ドラマがブームとなったこともあり認知度も高まった。 松下由樹
現在49歳。北海道名寄市生まれ、愛知県名古屋市出身。血液型はO型
1983年、映画『アイコ十六歳』のオーディションに合格し、同映画にて主人公の友人役として本名でデビュー(主演は富田靖子)。その後、1986年までアメリカにダンス留学。
1987年、NHK『ヤングスタジオ101』で、ダンサーとしてレギュラー出演。1989年のTVドラマ『オイシーのが好き!』が初主演作。1990年の『想い出にかわるまで』で姉(今井美樹)の恋人(石田純一)を奪う妹役という強烈な役を演じ、注目される。あまりにもハマリ役だったため、視聴者からバッシングを受けた感もあったが、それを契機に、恋愛ドラマやサスペンス、コメディドラマでも活躍。
1992年、映画『新・同棲時代』『波の数だけ抱きしめて』で、第15回日本アカデミー賞助演女優賞を受賞。
1996年から準主役で出演している『ナースのお仕事』は連続ドラマ4シリーズ、映画化もされる人気作となった。
個人的には「振り返れば奴がいる」の看護師役が好きだった。40歳を過ぎた頃からふくよかになられた。
鈴木京香
大学在学中からモデルとして活動していた。1988年に「カネボウ 水着キャンペーンガール」に選出され芸能界入り。1989年、映画 『愛と平成の色男』で女優デビューを果たし、1991年、のNHK連続テレビ小説 『君の名は』でヒロインを演じた。演技派の女優としての地位を確立した。
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天海祐希
元宝塚歌劇団月組トップスター。愛称はゆりちゃん、ゆり。研音所属。東京都台東区東上野出身。49歳。血液型はO型
女性としてあまりにも強いイメージで、キャリアウーマンの上司役などで、彼女をリードできる男性は限られてしまう。つまり、超絶美人女優がゆえに、結婚相手としてみることが出来ない男性が多いのではないだろうか。女性が憧れる宝塚の男役のような印象と雰囲気がありありなので男性が寄り付かないように思える。
稲森いずみ
児島県出身。身長169cmと長身。血液型はB型。スリーサイズは、B84 W58 H87。靴のサイズは25cm。
『ハッピーマニア』『プリティガール』『探偵家族』『年下の男』 『ブルーもしくはブルー』『医龍-Team Medical Dragon-』 『曲がり角の彼女』『忠臣蔵 瑤泉院の陰謀』 『篤姫』『アイシテル〜海容〜』
彼女の女優としてのスタンスは、仕事がバリバリできるキャリアウーマンの強い女性像としてのイメージ。
田中美里
今年40歳になった。1992年に第6回全日本国民的美少女コンテストで本選進出(グランプリは佐藤藍子)。その後オスカープロモーション所属でのモデル業を経て1996年の「第4回東宝シンデレラコンテスト」審査員特別賞受賞により芸能界デビュー。1997年のNHK連続テレビ小説『あぐり』(美容家・吉行あぐりの自伝をドラマ化)のヒロインを務める。その後、数々のドラマ、映画に出演し、
20代の頃に、トレンディドラマに出演して人気が出て女優としての認知度が高まった。 その後、「冬ソナ」のユジンの声を担当して再ブレイクした。
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黒谷友香
大阪府堺市出身の41歳。女優、元ファッションモデル。元雑誌『mc Sister』専属モデル。
血液型はO型
主な出演作は『はみだし刑事情熱系』 『ドレミソラ』 『ハンチョウ〜神南署安積班〜』
岸本加世子
1960年12月29日生まれの56歳 出身地は島田市 身長:153 cm 血液型はB型
受賞歴:日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞
彼女の西城秀樹ファンは筋金入り。私は希樹木林と長年コンビを組んだ「フジフィルム」のCMと「ムー一族」に出演した頃の印象が強い。
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名取裕子
1957年8月18日生まれの今年60歳の還暦を迎える。出身地は神奈川県横須賀市。身長165cm、血液型はAB型。
私から見れば和服美人で、「金八先生」の擁護教諭役というイメージが圧倒的に強い。宅麻伸は、1992年から放送されている「法医学教室の事件ファイルシリーズ 」で、長年、夫婦役を演じてきた。このことから、名取裕子と宅麻伸の交友関係は、 すでに20年以上ということになるため、宅間が長年連れ添った賀来千賀子と離婚したことで、その動静が注目されている。
沢口靖子
1965年6月11日生まれの52歳 出身地は大阪府堺市西区堀上緑町 血液型はA
身長159cm。スリーサイズはB80 W58 H87。
1984年、第1回「東宝シンデレ」で3万1653人の中からグランプリに選ばれ、芸能界入り。この年の映画『刑事物語3 潮騒の詩』で女優デビュー。このとき映画内の挿入歌「潮騒の詩」も歌い、歌手としてもデビューしている。
映画『ゴジラ』(1984年、東宝)で、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。1985年度上半期に放送されたNHK連続テレビ小説『澪つくし』のヒロインを演じ、人気と知名度を全国的に定着させた。その後も天然の美貌と笑いを愛する関西人的なノリのギャップを活かし、シリアスな役柄から喜劇タッチのコメディーまで、ドラマ、映画、CMなどで型にはまらない役者ぶりを見せ、多方面に活躍を続けている。 彼女が1980年代に登場したときには、清純派で穢れを知らないお嬢さんという好印象だった。 片平なぎさ
東京都品川区出身の58歳。血液型はO型。
スチュワーデス物語のフィアンセを追い込む義手の悪女役の印象や2時間サスペンスドラマのヒロインとしてのイメージしかない。私自身は「五重塔の美女」の役の印象が遥かに強い。
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女優以外のタレントでは森口博子、井森美幸、島崎和歌子、滝川クリステルらも結婚歴のない独身だ。
また30代では、深田恭子、長澤まさみ、綾瀬はるか、井上真央、氷川あさみ、小西真奈美、戸田恵梨香らがいるが、人気女優でドラマや映画にひっぱりだこなので、恋愛している時間的余裕がないかもしれない。
余計な心配やお世話だが、あれほどの美貌を備え、男心をガッチリ掴んで離さない美人女優たち。アラフォーやアラフィフを貫くからにはそれ相応の理由があるに違いない。私はストーカーでもパパラッチでもないので、深く詮索するつもりは端からないが、女優として演技に腕を磨くあまり、恋愛感情が芽生えなくなったのではないか?恋愛自体、仮想場面にしか思えず、リアル感を見出せないのではないか?ドラマなどの撮影現場でイケメン俳優ばかりを見てきた女優が、ドラマと現実の区別がつかず、普通の一般男性では満足できなくなっているのだろうか?理想に見合うだけの男性が現れず、プライドや見栄が邪魔して妥協できない状況に追い込まれているのだろうか・・・。いろいろな意味で勿体ないと思うが、本来、芸能人は憧れの存在であるし、自分もああなりたいと思うような手本や理想である筈だ。そうなると一般人のように所帯を持ってという家庭的なイメージを持たれるのは、芸能人(特に俳優・女優)の場合、マイナスイメージになってしまうのかもしれない。
私などは、「独身貴族」を決め込むのは個人の自由だろうが、もし子どもがいない場合、老後の面倒は誰が見てくれるのか、そして死んだ後は誰が葬儀などを取りし切ってくれるのだろうか?誰が供養してくれるのか、などと様々な心配と不安の駆られてしまう。
人様のことをとやかく言える立場にないが、芸能人の結婚事情を垣間見ると、今の社会の情勢や風潮、流行が見て取れる気がする。
記事作成:8月4日(金)