Quantcast
Channel: 時遊人SUZUのひとり言
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1757

責任の所在

$
0
0

 近年、欧米の「司法取引」並みの往生際の悪い輩が日本人の中に多く見られるようになった。責任のなすり合いや責任逃れがまず最優先され、保身ばかりの発言に終始し、謝罪や反省が二の次になっているケースが多々見られるようになった。
 私は祖父母が会津出身という身の上で、幼少期から剣道を習い、「ならぬものはならぬ」の会津武士道を叩き込まれたため、こうした不条理な身の置き方は断じて許せぬ思いがこみ上げてしまう。
 では、最近ではどのような事象があったか検証したい。なお、嫌韓に関する持論を掲載しますが、やや過激な文言が含まれていることをご承知の上でご覧ください。

  例1 「原発事故時の国の対応」

 東日本大震災が起きた時の首相は民主党の菅直人だった。未曽有の原子炉の水蒸気爆発(実際は核爆発だったと思うが)が福島第一原子力発電所の原子炉格納機の2か所で起き、メルトダウンして放射性物質が大量に大気中に拡散する事態を招いた。また、汚染水が海洋に流出する深刻な事態を招いた。その時の首相の対応は後手後手で、お粗末なものだった。本当に東京工業大という名門理大を出たとは思えない、無知ぶりだった。しかも、国策として政府が原子力発電を推進したにもかかわらず、ひとたびレベル7の重大事故を目の当たりにして、全責任を東京電力にあるかのような押し付けがましい発言に終始した。原子力安全委員会の面々もまた然り。3者がお互いに責任を放棄するかのような逃げの姿勢しか見られなかった。対応の不手際ばかりが目立ち、福島県民をなおざりにしている印象だった。この事故は、日本の原子力政策の安全神話が地に落ちた瞬間だった。

 例2 「東京五輪、メインスタジアム建設白紙撤回」

 ご承知のように、2020年東京で開催される「おもてなし」の流行語を生んだほど国を挙げての招致作戦を展開し、ロビー活動も活発に行った成果が実り、ようやく開催を取りつけた筈の「東京オリンピック」。それが急転直下危機に晒されている。超高額な建設費をどこが賄い負担するのか、未だに不透明な状態が続き、政界には不穏な空気が渦巻いている。
 計画を遂行する文科省の下村大臣は、教育を司る身に起きながら、責任の微塵も感じていない。東京という冠までついて、猪瀬直樹前都知事が誘致の立役者と言っていい立場だったのに、それを継承した舛添氏もまた他人事。更には日本オリンピック委員会(JOC)で要職に就いている身である森元総理もまた、平然と「私も迷惑しているんですよ」と捨て台詞を吐く。確かに2,500億円を超える建設費用など、財源不足で実現不可能なことくらいわかっている。韓国の昌平五輪のように工事が滞り、全世界の笑いものになる可能性は十分だ。しかし、こうしたお国のピンチにもかかわらず、皆で協力し合ってこの難局を乗り越えようという発想ではなく、責任のなすりつけでは、韓国と同じで地に落ちた国家と言える。



 こんなことなら、国立競技場を取り壊さず、屋根を付けて改装するだけのプランで十分だったのではないか?それを大見栄切って、日本の国力を全世界に知らしめようと躍起になって、金に糸目をつけないような大盤振る舞いをしようと画策するからこのザマである。どの五輪でも開会式を行うメインスタジアムは桁が違う。従来の実施国では500億円でも高い。それを5倍以上の建設費を投じるなど絵に描いた餅だ。財源となる建設資金はどこが負担するのか?その出所も明らかでないまま、外国人設計士のデザインを採用した。結果、あと5年を切った中でこの有様である。
 物笑いの種にならないよう、各省庁が知恵を出し合い、実現に向けて国を挙げた一致協力した体制づくりをお願いしたい。

 例3 「飛行機事故に見る会社の腐敗体質」

 その事故は7月26日に突如として起きた。調布飛行場を離陸したセスナ機が失速し、住宅街に突っ込み、爆発炎上。操縦士や巻き添えを食った主婦など3人が死亡する事態に陥った。
 記者会見した事故機(小型機)を所有する会社(日本エアロテック)が行った会見で飛び出した発言に仰天した。会社の経営者は、犠牲者へのお悔やみではなく、真っ先に「事故機は前日に整備点検を行った際に異常はなく、死亡したパイロットの操縦ミスが原因だ」とのたまった。まだ、事故調査委員会が調査を行っている状況において、このような発言に終始している。何たる無責任。己の保身しか考えていない。3人も死亡した事故の原因が整備不良となれば、損害賠償は計り知れない額となる。人命を優先せず、お金が頭にチラついての下衆な言い分だった。実に情けない。責任を認めず、真っ先に他人に責任を押し付けるこの横暴さ。日本精神を失ってしまった輩が近年、大勢いることに失意と落胆の意を隠せない。
 そしてここに来て「慣熟飛行」の届け出で、実際は調布飛行場では禁止されている「遊覧飛行」の疑いまで出てきた。この会社では法令を違反してたびたびこのような遊覧飛行を行っていたのではないか?そうなれば今回の事故は身から出たさびで、天網恢恢疎にして漏らさずだ。

 日本人ならば襟を正し、欧米のようなトカゲのしっぽ切りみたいな責任の擦り付けだけは避けて貰いたいものだ。往生際が悪く、自分の主義主張ばかり御託を並べるのはやめてもらいたいものだ。現に、死者が3名も出ているののだから。

 しかもこのニュース報道では、空撮ヘリからの中継で、女性の焼死体がはっきりと映ってしまった。

 閲覧注意 https://www.youtube.com/watch?v=KbXX1Lb_qsA

 例4 「日韓関係」

 日本人の「嫌韓」運動は過去最大規模にまで発展し、激化してきた。その責任が韓国に原因があるにもかかわらず、韓国民は一方的に80年以上も前の日韓併合の屈辱を根に持っている。執拗に積年の恨みとばかりに戦争責任や靖国参拝問題、従軍慰安婦問題で、日本政府からの謝罪が無いことに、徹底して日本バッシングを繰り広げてきた韓国。日本を世界中の悪者に仕立て上げることに生き甲斐を見出し、それしか生きる道が無いような非難の仕様である。このけんか腰の態度に日本国民が嫌気が差し、政府関係者も韓国とは一定の距離を置いた外交政策をとることを決断した。
 韓国は刺し違えても、日本への恨みを晴らそうと躍起になっている。韓国の日本への過度の意識は何なのか?単なる歴史認識のズレや日本から受けた屈辱的な仕打ちへの反発心だけではない気がする。

 日本の立場から見たら、日本政府は多岐に渡り、韓国発展のために賠償金に替わる多額の経済援助を行ってきた。それでみそぎは済んだと考えている。戦争行為自体が人を殺めるのが利益と考えれば、被害者のない戦争などありえない。それを韓国以上に犠牲者を出した敗戦国である日本に賠償せよとは筋違いもいいところだ。韓国軍がベトナム人に対して行った虐殺行為(ライダイハン)には目を背け、日本への謝罪と賠償請求は本末転倒で、事実のすり替えにしかならない。韓国の憎悪を抱かせることに特化した歪んだ歴史教育こそ、反日感情を高めさせ、幼少の頃から日本を鬼畜同然の国民意識を植え付けているにほかならない。以前も書いたが、人を憎む感情からは友好関係など生まれてこない。
 戦後70年が経過し、当時の慰安婦のほとんどがこの世にいない中で、日本政府が事実を認めることは、「謝罪=個々への損害賠償責任発生」となることを恐れている。すでに亡くなっている元慰安婦たちの親族が名乗り出たところで、証拠がない。まったく関係の
ない輩がしゃしゃり出て、慰安婦の遺族になり済まして請求してくる詐欺行為すら起こりえる。経済不況に苦しむ韓国人は戦後補償で日本から外貨をせしめることしか頭にない。
 日本憎しの感情が70年立っても増幅している以上、どんな手を使っても、賠償金ほしさに群がって来るのは必定。日本政府もそれをもっとも警戒している。韓国国民も、加害者である日本がこれほど経済発展し、豊かだからこそ、格好のターゲットなのだ。朝鮮戦争では北朝鮮が韓国に侵入し、韓国人を大量虐殺しているのにもかかわらず、北朝鮮には損害賠償を請求しない。卑しい発想で、負け犬根性が染み付いているとしか思えない。結局は日和見的かつ風見鶏的に人を見て判断しているにすぎない。

 私見では、日本を悪く言うことしか頭にない韓国と友好関係を築いてどんなメリットがあるというのか?日本人気質として、敵を作らず、皆に良い顔をしていたいという性質が見え隠れする。日本の外交は、愛想との良さと調和というバランス感覚で成り立っている。貧困に苦しむ国に、自国の利益より優先して経済援助を行い、国際舞台での同意を取り付けるスタイルが常態化している。自分本位の解釈しかできない。

 韓国は、国民ならずとも国家の存在自体が圧力団体だ。何かにつけ日本を引き合いに出し、日本に勝ちたいとライバル意識むき出しのコメントばかりだ。
 このような経緯から、いくら従順でおとなしい日本国民も怒り心頭。とても韓国は信用できるパートナーにはなれないと三行半を突きつけた格好だ。領土問題然り、人権問題然り、歴史問題然りだ。

 それではここで、「FOCUS-ASIA」に掲載されていた文面を引用したい。

 韓国は、日本は文化的背景もなく、韓国からすべてを教えてもらったのに韓国を侵略した野蛮人として考えている。一方で日本は、韓国を近代化に導いたにも関わらず、戦争の謝罪ばかり求めている恩知らずだと考えている。
 日本が嫌韓になったのは、まずは韓流の影響だと思う。ドラマ、映画、音楽が世界中で人気を集めている。二つ目は、経済力や産業科学技術でも韓国が日本を追い抜こうとしている。こういう韓国に対する嫉妬が嫌韓の原因だと思われる。韓国は、相手が警戒心を
持たないように相互互恵的に交流する努力が足りなかったと思う。

 しかしながら、日本人は端から韓国を経済的なライバルなどと思っていないし、普段の生活の中で眼中にないと言ったほうが正しい。したがって韓国人が勝手に分析しているような、韓国への嫉妬などはまったくない。
 
 自らまいた種で日本人に嫌韓意識を植え付けさせた張本人が、よくもぬけぬけと日本バッシングを繰り広げられるものだ。韓国は歴史的に迫害やら植民地支配を受け続けた土地柄。その頃培った反骨精神が何世代にわたっても遺恨として燻り続けるのだ。
 韓国人は負けを認めたくない民族だから、自惚れは強いし自らの非を認めず他国批判を繰り広げるしか道は残っていない。
 日本人の嫉妬心などという表現は、自らの深層心理なのではないか?先進国として君臨し、GDP世界3位の日本に叶うわけもなく、羨望が嫉妬心に変わっているのは当の韓国である。それより何かを題材にすぐに中傷し、喧嘩を挑む火病というべき性質に問題がある。

 これまで中国と韓国は、日本を「小日本」呼ばわりし、徹底抗戦の構えで敵視し続けてきた。反日行動では、国旗を焼き払い、首相の顔写真を土足で踏み潰し、引きちぎっては火をつける。中国人が所有する日本車は横倒しされ、日本企業は投石や略奪の憂き目に遭っている。これはどうみても暴動化する国民感情や火病と呼ばれる韓国人特有の過激な行動だ。
 一方の日本は覚めた目で両国を見始めた。未だに民間レベルでは、うわべだけの友好関係を築こうという腹の探りあいは見られるし、歴史認識の無い愚かな者は、イケメンの韓流スターを追っかけて韓国ドラマを見ている始末。どうしてこれほどまでに日本を敵視する韓国を贔屓するのか不明で、教養不足としか思えない。
 このように、一方的に日本を敵視する政策を断行してきた韓国と、なにゆえ友好関係を築くのかその意図が分からない。経済事情が乏しい韓国は、平昌五輪の開催が危ぶまれていることから、日本から多額の賠償金を引き出したいがために抗議活動を行っているとしか思えない。これほどまでに反日行動を繰り広げておきながら、日本人が嫌韓行動を起こしても、その理由を理解できないと平然と考えるのが当の韓国人たちだ。ケンかを先に売ってきたくせに、いざ応戦すると、その原因は日本側にあるなどと平気でのたまう。



 しかも今、「反日」の気運を高め、騒いでいる韓国人は、第二次世界大戦など知らない若い世代だ。日本人を自分たちより下に見ている韓国人の常識も愚かだが、過度なまでに日本を意識することが大問題だ。所詮、すでに日本から数多くの経済援助や開発援助をしてもらって韓国はここまで発展をして来れたのに、未だに歴史問題をネタに賠償金まで引き出そうとする。まるで悪徳業者だ。韓国が主張する従軍慰安婦の生き残りなど数百人なのに、その関係者を装い、多額の日本円をせしめようと画策するに違いない。つくづく哀れな連中だ。

 もとより韓国は、暗殺者が英雄として崇められる非常識の国だ。自己中が多いし、規範意識も薄いし、民度が低い。己の生活度合いが向上すればそれでよい的な自分本位の面がある。周囲に気を配るとか、遠慮するとか、迷惑を掛けないとかいう秩序が乏しい。

 結局は100年経とうが、200年経とうが、韓国経済が日本を追い越さない限りは、劣等感から嫉妬心は毎年積もるだろうし、日本政府が謝罪をした途端、多額の賠償金を請求するに違いない。外国のあちこちで日本から外貨をせしめようと、裁判を起こす韓国人。他に経済を立て直す施策はないのか?韓国の経済が冷え込んでいるのも、日本に責任があるようなものの言いようだ。日韓関係がのこのような事態に至った原因は、韓国側に責任がある。いくら物分かりの良い日本国民も韓国の度重なる過激行動に嫌気が差し、交流など望まなくなるのも必然なのだ。それを今更、どうのこうのと言ってほしくない。



 日本人は、日々の暮らしの中で、韓国人のことなど目もくれない。まったく意識もしていないし、冷めた目でみている。年末に米軍撤退が完了し、北朝鮮の攻撃の危機に晒されても、日本は高みの見物を決め込んだほうが得策だ。滅亡寸前になって、日本に救いを求めても、身から出たさびであり、破滅の道をひたすら歩んでもらいたいものだ。
 戦争責任はすでに解決済みというのが日本政府の立場だ。韓国は、100年前の過去にとらわれ、大戦中の「強制連行・強制労働」の件で、急転直下その対応を変え、世界遺産登録への横槍を入れるなど、国家の方針が支離滅裂だ。もはや国際社会の問題児であり、世界中の嫌われ者だ。スポーツの分野では、ルール無視で汚いプレーに終始し、勝つためには手段を選ばない。判定への抗議ばかりだし、自分のことを棚に上げて、いざ自分に不利な話になれば「問題をすり替えるな」と批判してキレまくる。

 今後、韓国にはいかなる援助も断固拒否し、北朝鮮の強大な軍事力の脅威に晒されるべきだ。いざという時に孤立無援となり、己の愚かさに築くに違いない。アメリカも、日本も助けない。世界のあちこちで衝突し、ベトナム、台湾、タイなどからも嫌われる韓国人。自分たちの行動が世間から批判を浴びていることにようやく気づくだろう。世界中からバッシングされているのは自分たちだと・・・。それに気づいた頃は後の祭りだ。一方の日本は、日米同盟は強固であり、韓国は自爆の一途を辿っている。四面楚歌、多勢に無勢、孤立無援化し、戦火に晒されても誰も助けはしない。



 来年の今頃は、朝鮮半島は南北統一され、北朝鮮民主主義人民共和国になっていると私は予想する。自業自得だ。

 さて、いろいろ批判的なことを書きまくってしまったが、これはすべて私が俗世間で起きている事象を客観的に見て来ての個人的な感想だ。もちろん戦争を容認するつもりは毛頭ない。もし日本・韓国・北朝鮮・中国の間で有事(戦争事態)が起きた場合、かつての大戦とは趣が大きく異なる。まず、日本は、現在稼動を停止している原発をミサイル攻撃されたらひとたまりも無い。また、火力・水力など電源供給施設を狙い撃ち攻撃されただけでも国家機能は麻痺する。PCは使えず、テレビなどの情報入手手段も断たれ、日本中がパニックに陥る。よって、国を守る安保法案は、実は諸刃の剣であり、諸外国の宣戦布告の格好の判断材料にもなりかねない。もちろん丸腰では領海侵犯などの標的になるのは必然。今後の政府の対応から目が離せない。

 記事作成:7月27日(月)~30日(木)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1757

Trending Articles