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Channel: 時遊人SUZUのひとり言
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元気を取り戻してくれる癒しの洋楽

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 例えタイトルは知らなくても聞き覚えのある曲というのはあるものだ。喫茶店でふと聞こえて来たBGMだったり、ドライブ中にラジオから流れて来たメロディー、イージーリスニングやCMのBGMで聴いたことがある名曲。今日は、誰もが一度は耳にした名曲の中から、特に落ち込んだ時に元気を取り戻してくれる楽曲を紹介したい。

 1 雨を見たかい~Have You Ever Seen the Rain~

 1971年シングルとして発売されビルボードで8位になった。この曲を手掛けたクリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(Creedence Clearwater Revival、略称CCR)は、アメリカのバンド。カリフォルニア州サンフランシスコ出身であるが、アメリカ南部風のサウンドを持ち味とした、カントリー・ロック・スワンプ・ロックの先駆者的存在だった。活動期間は短いながらもロック界に大きな足跡を残し、1993年にロックの殿堂入りを果たした。

 2 Tears in Heaven by Eric Clapton

https://www.youtube.com/watch?v=K3JETa-fsYE

 1986年8月、クラプトンはイタリア人女優ロリ・デル・サント(Lori Del Santo)との間に息子コナー(Conor)を授かる。彼は自分によく似た息子を大変可愛がり、父親としての時間を大切にしたいと述べていた。しかし1991年3月20日午前11時、当時4歳半だったコナーが母親の自宅の階段を駆け上がっていたところ、たまたま開いていた踊り場の窓から転落して死亡した。自宅は、アパートの53階だった。
 この曲はエリック・クラプトンが息子を失った哀しみを歌った。聴くたびに涙がとまらなくなる。死を悼みつつも,神に召された息子を祝福する気持ちがこめられている。
 音楽も,韻が踏んである歌詞も美しい。

 1992年に発表されたエリック・クラプトンの楽曲である。クラプトンは映画『ラッシュ』のサントラを担当し、その主題歌としてこれをリリースした。1992年に全米シングルチャート第2位を記録。また1993年にはグラミー賞の最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀ポップ男性歌手賞に選出された。

Tears In Heaven

Would you know my name
If I saw you in heaven
Will it be the same
If I saw you in heaven
I must be strong, and carry on
Cause I know I don't belong Here in heaven

Would you hold my hand
If I saw you in heaven
Would you help me stand
If I saw you in heaven
I'll find my way, through night and day
Cause I know I just can't stay
Here in heaven

 魂に響き渡る歌詞とメロディラインだ。これを聴くだけで救われる思いがする。

 3 Wonderful Tonight by Eric Clapton

MVはコチラ https://www.youtube.com/watch?v=iKMXJ32cueE

 ワンダフル・トゥナイト (Wonderful Tonight) は、エリック・クラプトンが1977年に発売の アルバム『スローハンド』に収録され、翌年にリカット・シングルとなった楽曲。

 4 The Rose  by Bette Midler

 アメリカ映画『ローズ』(1979年11月公開)の主題歌。同 作に主演したベット・ミドラーが歌い、1980年にはシングルとして全米3位、『ビルボード』 誌のアダルト・コンテンポラリー・チャートでは1位のヒットを記録した。

 5  You Raise Me Up by ケルティック・ウーマン   

 ユー・レイズ・ミー・アップ(You Raise Me Up)はアイルランド/ノルウェーの ミュージシャン、シークレット・ガーデンの楽曲。2002年のアルバム『Once in a Red Moon』収録。「ロンドンデリーの歌」の旋律をベースに制作された。2003年にアイルランドの歌手ダニエル・オドネルがカバーしヒット。その後、多くのアーティストがカバーしている。

 映画のワンシーンで流れる感動的な「You Raise Me Up」

 人は誰でも挫折を味わった時、感傷に浸る瞬間がある。長い人生、上手くいくことばかりでは決してない。傷つき、落ち込んだ時に、立ち直れるかどうかは、どれだけ多くの経験を踏んでいるかにかかっている気がする。
 しかし、どうにもならない時に、時として人がすがるものに「人生訓」を謳うような楽曲がある。人生を見直し、明日の活力を得る不思議な存在。それが歌だと思う。
 かつて「人は世に連れ歌につれ」と明言を残した名司会者がいた。平坦で何もない人生よりは、生きていることを実感するような山あり谷ありのほうが、人を成長させてくれる。壁を乗り越えた時の喜びは大きいし、挫折を味わって、初めて人の優しさを身に染みて感じたり、心の成長を遂げるのだと、この歳になってようやく思い始めて来た。人間の真価は、そうした人生経験を踏んで、苦難の場数をどれだけ体験したかによるのだと。

 今、悩み苦しんでいても、時が経てば、それも良き想い出となる。それを人を成長させてくれる好機ととらえ、苦難を楽しみに変えていければ、人生ももっと違う喜びや満足感、幸福感が得られるのではないだろうか。
 これらの楽曲があなたの方向性を示す羅針盤になればと思い、結びとしたい。

 記事作成:6月14日(日)


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