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Channel: 時遊人SUZUのひとり言
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イチローの凄さがわかる動画

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 最近は、B型をヨイショしすぎるきらいがあるが、今日は、誰もが認める日本が生んだ至宝「イチロー」の凄さにスポットを当てたい。
 まず、彼は、日本プロ野球界(NPB)とメジャーリーグを渡り歩き、数々の前人未到の大記録を塗り替え、金字塔を打ち立てたことは、誰もが知るところ。通算安打記録や、シーズン最多安打、連続首位打者記録、盗塁など、走攻守三拍子揃った孤高の天才である。彼が凄いのは、過去二度も「国民栄誉賞」を打診されながら、「自分はまだそこまで行っていない」と辞退している点。これが並のアスリートではない証拠。まだまだ見果てぬ夢は先にあると言わんばかりだ。彼はB型の典型。全身が図太い骨格と贅肉の一切ない引き締まった筋肉が強靭な肉体を宿している。性格も国際舞台や大一番にもプレッシャーを楽しみに変えてしまう楽天的な性格。そしてマイペースで自分スタイルを貫く。「ふりこ打法」などを考案し、人の真似を嫌い、とことん自分の信念をストイックなまでに追求する。日本人なら、誰もが彼の凄さを認めているし、カリスマ的な存在で、決して彼を悪く言う者はいないだろう。40歳を越え、肉体の衰えが見受けられ、出番が減っている近年だが、私は出場機会を得られれば、まだまだ現役で活躍できると思っている。もちろん彼のプライドがそれを許せばの話だが。私は何をやるにもカッコいい彼のことだから、彼独自の「一流の証」や「野球選手としての美学」として、ボロボロになる前にスパッと決断しそうな気配を感じているが、辞めるからには悔いのない選択をしてほしいと思っている。49歳の山本昌投手が現役を貫いている前例もあるので、納得いくまでとことんやってもらいたい。

 では、今回のテーマに沿って、これまでイチローが残した輝かしい足跡を振り返り、その至高の功績を、個人の好みながら、ランキング形式で発表したい。彼の凄さを改めて感じてもらえたら幸いだ。

 1位 WBC決勝の伝説の一打

 この大会、極度のプレッシャーで不振に喘いでいたイチロー。しかし最後の最後で大きな仕事をやってのけた。宿敵韓国との決勝戦で、延長10回にその最高の舞台で彼に打順が回って来た。まるでお膳立てされていたかのような場面。そこで彼自身「やはり持っている」と言わしめたように、勝ち越しの2点タイムリーを放ち、それが決勝点となった。しびれる緊迫したゲーム展開でもさらりと大仕事をやってのける彼は、やはりスーパースターだ。

 インタビューでの名台詞はコチラ

https://www.youtube.com/watch?v=mmS29LUmesA

 2位 イチロー、電撃移籍後初のゲームでシアトルのファンからイチローコールが沸き起こる!   

 ほんの数時間前まで「マリナーズ」の選手だったイチロー。それが同じ日には「ヤンキース」へ電撃移籍。しかし、セーフコフィールドのシアトルのファンは、これまでの功績を讃え、ヤンキースの一員として、昨日までとは異なるピンストライプのユニフォームで現れたイチローに、惜しみない感謝の拍手とスタンでイングオーベーションで出迎えた。このシーンは感激もので、一生涯忘れられない体験となったことだろう。イチローがどれだけファンに愛されていたかがうかがい知れる最高のシーン。
 この感動場面でも初打席初安打、そして盗塁を決め、きっちり結果を出した。

 3位 エリア51の異名をとった所以、挨拶代りのレーザービーム

https://www.youtube.com/watch?v=FxUV4IyPYdA

 走攻守3拍子揃ったイチロー。俊足を生かした広い守備範囲だけでも相手チームにとっては脅威なのだが、加えて強肩。エンドランを掛けてライト前ヒットでも、一塁走者は三塁に辿り着けない。彼のレーザービームは、投手出身だけあって、コントロール抜群。最短距離のストライク返球。三塁手は捕球した場所がタッチアウトゾーン。これは楽。投手の立場では、これほど有り難い選手はいない。かつてアライバを擁し、最強二遊間コンビで鉄壁だった中日投手陣の心境だろう。

 4位 忍者?のように身を翻し、タッチを交わしてのホームイン

 身軽なステップと身のこなし。とても野球選手のできる芸当ではない。相手のタッチを掻い潜っての生還劇。思わず笑いがこぼれる映像。これで得点になるし、打ったバッターは打点がつくのだからいかに大きいプレーだったかがわかる。イチローさまさま。

 5位 CM撮影でのミラクルを可能にする男

 このCMを見れば、彼が並の選手ではないことがわかる。不可能を可能にするだけでなく、いとも簡単に奇跡を起こす。CGなどではないし、トリックも必要ない。これだけのショットを成し遂げながら、その後の対応はいたってクールでポーカーフェイス。スタッフの期待以上のものを返すあたりがスーパースターの証。CM出演料1本6,000万円というのも納得。

 6位 ホームランボールをスーパーキャッチ

 これにはバッターは苦笑い。ホームラン1本損した。フェンスまでの距離と打球の角度や速さを一瞬で計算して落下点に辿り着き、タイミングバッチリでジャンプしないとキャッチできないスーパープレー。怪我を恐れず、一瞬の判断でこれだけのビッグプレーを成し遂げるイチローはやはり天才だ。

 7位 千両役者オールスターで先頭打者ホームラン

 プレイボールしたての初球を叩き、いきなり選手やファンの度肝を抜く先頭打者ホームラン。これほど衝撃的で痛烈な一打を放っておきながらも、本人はいたってクールでポーカーフェイス。

 8位 オールスター戦に登板し、145km/h!

 1996年のオールスターゲームで、仰木監督は、イチローをマウンドに送り、松井と対決させようと企てた。粋な演出だったが、セ・リーグの野村監督がこれに猛反発。野手に抑えられたは面子丸つぶれと、ファンの期待をよそに松井に代打を送った。あろうことか投手の高津だった。もともと高校時代は、愛工大名電でエース投手だったイチロー。快速球をビシビシ投げ込み、球場を大いに沸かせた。

 9位 レフトフライをライトのイチローが好捕?

 レフトが見失った打球を、いち早く落下点に走り込み、捕球。レフトに上がったライトフライの完成。こんな凄いことをいとも簡単にさらりとやってのけてしまうイチローのクールさ。

10位 野茂VSイチロー、夢の対戦

 放送終了間際に飛び出したイチローのプロ入り初ホームラン。相手投手はなんと近鉄時代の野茂英雄。ファンが泣いて喜ぶ映像だが、当時イチローはプロ入り間もない無名選手。登録名も本名の鈴木。その後の二人のメジャーでの活躍を一体誰が予想しただろう。

 さて、これまで数々のドラマや名シーンを生み出した天才・イチロー。私たち野球ファンに多くの夢を見せてくれただけでなく、多くの野球少年にも限りない希望を与えてくれた。日本人選手でもメジャーで活躍できるという道筋をつけ、手本となってくれた。その功績は大きい。かつては夢の世界だったメジャーでの舞台。そこで超一流選手として名を馳せ、全世界のファンを熱狂させた。彼の功績は誰もが認めるところだし、誰からも愛されている。彼の存在は、敵味方を越え、リスペクトされる大選手であり、日本球界が生んだスーパースターだと言える。あと何年現役を続行するか、イチローのみぞ知るが、彼の残した数多くの大記録は、プロ野球界に燦然と光り輝き、永遠に語り継がれることだろう。

 記事作成:9月

 


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