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Channel: 時遊人SUZUのひとり言
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奇跡の復興ソング-未来へつなぐメッセージ-

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 福島県は震災から3年4か月が経過したというのに、未だ復興は道半ば。全国の方々の温かい励ましに、折れそうな心を何度も奮起しながらここまでやって来た。農産業は風評被害の影響で、全盛期には程遠い状況。水産業はさらに厳しい状況に置かれている。福島第一原発の事故は、私たちの暮らしを大きく変えてしまった。それでも私たち福島県民は負けない。たとえ何年かかろうが、絶対に元の緑豊かな大地を復活させてみせると心に誓う。全世界の人々に、福島は安全な土地であることを理解してもらうまで。

 さて、今日は、これまで当ブログで幾度となくお送りして来た復興に関わる記事にあって、この6月初旬に地元のテレビ局で放送された、或る一流有名女性シンガーと地元合唱団とのコラボデュエットに至る一部始終についてお送りしたい。題して「未来へつなぐプロジェクト~音楽のちから~」。涙無くしては見られない感動を呼ぶ一大プロジェクトである。

 「未来へつなぐメッセージ」(未来を担う子どもたち featuring May J.)   

 子供たちの驚きと喜びようは計り知れない。まさか私たちのために今をときめく名シンガーの「May.J」が・・・。そんな雰囲気が漂う、幸福と感激をもたらすサプライズの瞬間映像です。

 May.Jとの奇跡のコラボが実現に至るまでの経緯を紹介したメイキング映像はコチラ

 

 完成したMVはコチラ

 震災の体験を直に記し綴った感動的な歌詞です。

 「未来へつなぐメッセージ」

 あの日ヒカリが闇に消えるのを見たんです
 全て飲み込んでしまいそうな夜を 見上げたら
 綺麗な星が みんなも同じ空どこかで見てるかなって
 涙があふれた

 誰だって強くはないよ 一人きりじゃ笑えないよ
 当たり前のように居てくれてありがとう
 その優しさ忘れないよ その温もり忘れないよ
 だからこの手とその手を繋いで

 未来へのミュージック 七色のイメージ
 描いていこう僕らの世界を
 未来へつなぐメッセージ
 今僕らは生きている そう僕らは生きている

 愛を寄せ合い そこに小さな木を植えよう
 ずっと待ってもいい 美しい花をもう一度
 
 咲かせたいから 帰られる未来を変えていく力を
 希望に咲かせて

 誰だって忘れたいよ でも忘れちゃいけないよ
 当たり前のような日常にありがとう
 この傷は消えないけれど この傷も自分だから
 目一杯抱きしめてあげたい

 未来へのミュージック 七色のイメージ
 描いていこう僕らの世界を
 未来へつなぐメッセージ
 今 暗闇を抜けて 光は突き抜けていく

 未来へ 届け! 届け! 届け!

 

 このプロジェクトに参加した合唱団、中学生たちからのメッセージ(私の夢)

 May.Jのインタビュー映像

 この曲を聴いた方々の感想はコチラ

美しい歌声と想いを、ありがとう。貴女の光り輝く魂が、祈りの歌声が地球に再び光りをもたらす。世界を救う事になるでしょう。
ステキ(*^^)
未来へ気持ちが向く曲。勇気と希望が湧いてくる。救う事になるでしょう。

みんな『同じ空』見てるよ。
そう、みんなもう一度美しい花を咲かそうね。
でも・・・あの日のことは、決して忘れないよ。

 ASPAC山形大会にて行われた「絆」コンサートの模様はコチラ

 https://www.youtube.com/watch?v=pRhrRKaeiVo

 「未来へつなぐメッセージ」(音楽のちから)のホームページはコチラ

 http://www.jaycee.or.jp/2014/reconstruction/?page_id=1289

 福島県=汚染地帯といういわれのないレッテルを貼られ、屈辱と寂寥感を噛みしめさせられた3年前。あれから3年以上が経過しても、状況はあまり変わらない。住む場所や住み慣れた故郷を追われ、未だに数万人が避難したままで、仮設住宅での暮らしを余儀なくされている。一体いつになったら、自分の故郷に帰れるのか。めげそうな気持ちを温めてくれるのがこうした激励ソングだ。私も今日も一日、この歌を聴きながら頑張ってみようと思う。未来を担う子どもたちに明るい福島県の未来と希望をを託して・・・。
 原発問題が早期に収束し、一日も早く元の生活に戻れることを願い、今回の記事を結びたい。

 本日も最後までご覧いただき有難うございました。

 記事作成:7月9日(木)


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