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Channel: 時遊人SUZUのひとり言
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テレビ番組から生まれたユニット

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 今日は、テレビ番組から誕生したユニットを特集したいと思う。特に、「欽ちゃんファミリー」と呼ばれるアットホームなバラエティが全盛だった頃の結成ユニットが多い。それだけ欽ちゃんは時代が生んだ高視聴率男だった。では早速見て欲しいと思いますが、欽ちゃんの動画は極めてレアなので、予告なく削除されることが多いことを予めご了承願います。

 イモ欽トリオ

 1981年8月5日に発売され、当時絶頂だった「YMO」を模したような「シンセサウンド」で大ヒットしたのが「ハイスクールララバイ。ベストテンの1位になったこともあるほどブレイクした一曲。「欽ドン!良い子悪い子普通の子」から誕生したユニット。メンバーは、関西出身で新人だった長江健次、秋田出身のベテラン山口良一、そして欽ちゃんファミリー生え抜きの西山浩司。

 よせなべトリオ

 「欽ドン!良いOL、悪いOL、普通のOL」のOL三人組からCDデビュー。14歳の松居直美、24歳の小柳みゆき、34歳の生田悦子が組んだ異色のユニット。こぶしがまわる演歌で度肝を抜いた松居。「大きな恋の物語」。そしてつい最近、旅番組に出演した生田悦子さんを久し振りに拝見した。髪の毛が真っ白でいいおばあちゃんになっていた。時の流れを痛切に噛み締めた。

 わらべ

 テレビ朝日の「欽ちゃんのどこまでやるの!?(欽どこ)」から誕生。高部知子(のぞみ)B型、倉沢淳美(かなえ)B型、高橋真美(たまえ)A型の3人組でデビューしたユニット。番組で人気を博した3人姉妹が、1982年12月に「めだかの兄妹」でデビューしたが、高部が「ニャンニャン事件」の不祥事で謹慎。その後、2人で活動。この曲は坂本龍一が編曲を担当。2枚目の「もしも明日が…。」も大ヒットを記録。

 おかわりシスターズ

 「オールナイトフジ」のオールナイターズから誕生した3人娘ユニット。女子大生ブームを巻き起こした魁的なグループ。東海大学の山崎美貴(AB型)、杉野女子短大の松尾羽純(B型)、日本女子大の深谷智子(O型)がメンバー。他にも「おあずけシスターズ」があった。日比谷野音でコンサートを開いたし、レコードも複数枚出した。当時、東京に住んでいた兄貴が大好きで、デビュー曲の「恋をアンコール」、「心はシーズンオフ」、「素顔にキスして」、「虹色のカノン」などシングルレコードが実家にあった。解散コンサートで松尾羽純が放った「みんな大好き!」は語り草になった。

 おニャン子クラブ

 女子大生ブームを受けて、フジテレビが放った第2の矢が「ゆうやけニャンニャン」。隣りにいる妹的なコンセプトで「おニャン子クラブ」が誕生。番組内で公開オーディションを行い、投票によって合格すればメンバーの一員になれた。会員番号で呼ばれ、新田恵利、国生さゆり、河合その子、渡辺美奈代、渡辺満里奈、吉沢秋絵などが選ばれた。女子高生ブームの火付け役となった。ソロデビューもあった。秋元康監修で、AKBの元祖と呼ばれている。

http://www.youtube.com/watch?v=wjASdzKyhV4

http://www.youtube.com/watch?v=al-cBc3mQHM

 秋元康夫人の高井麻巳子はこちら

 羞恥心

 上地雄輔、つるの剛士、野久保直樹の3人組。「クイズ!ヘキサゴン!」のおバカ3人組が大人気となり、ユニット結成。島田紳助ファミリーの一員。

 Pabo 「恋のヘキサゴン」

 「クイズ!ヘキサゴン!」から生まれた女子3人組おバカトリオ。里田まい(A型)、木下優樹菜(A型)、スザンヌ(O型)。いずれも結婚した。里田まいは田中将大と、ユッキーナはFUJIWARAの藤本敏史、スザンヌは元ソフトバンクホークスのエース斉藤和巳夫人。特に里田まいの内助の功は顕著で専ら「あげまん」との評判。

 Early  Morning

 「アナバン」で福井謙一が仕掛けて急遽誕生したフジ女子アナ3人娘ユニット。加藤綾子、中野美奈子、生野陽子。音大出身というだけで無理やり曲作りを押し付けられた加藤綾子アナが先輩2人にマジギレ!仕上がった曲「少しずつ 少しずつ」は美しすぎるメロディー。イントロはファンモンの某曲に似ている・・・。

 あまちゃん

 今年大好評を博したNHK連続テレビ小説「あまちゃん」。その中でミス北鉄のユイちゃん(橋本愛)と天野アキ(能年玲奈)のユニットが歌った「潮騒のメモリー」。鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)と天野春子(小泉今日子)が番組内でかつて歌っていた名曲。

 いかがでしたか。テレビ番組がきっかけでレコードやCDデビューし、それがヒットに結びついた曲がこれほどまでに多くある。番組の企画の勝利だし、こうしたユニットを輩出することで、さらに人気に火がつく。制作サイドは好循環でホクホク顔だろう。今後もこのようなテレビ番組から大ヒット曲が生まれることを願っている次第だ。

 記事作成:12月12日(木)


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