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Channel: 時遊人SUZUのひとり言
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我が青春の洋楽 「Starship」

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 「Starship」と言っても「宇宙船」のことではない。1980年代の洋楽ファンはすでにご承知だが、私が大学生の頃に夢中で聴き漁った洋楽の中でも、特に愛したグループだった。

 まずはあらましを紹介したい。

 1985年に結成されたアメリカのロック・バンド。ジェファーソン ・スターシップ(ジェファーソン・エアプレイン)がバンドとして存続していたにも関わらず、 音楽的方向性の変化、核となっていたジェファーソン・スターシップのメンバーの離脱、 そして名称の変更などが、最終的に新しいバンドを生むという結果に結びついたので ある。
 『ニー・ディープ・イン・ザ・フープラ』は1985年10月に発売された。このアルバムからはNo.1ヒットが2曲生まれている。まず最初に、バーニー・トーピン、マーティン・ペイジ、デニス・ランバート、ピーター・ウルフらの作曲、グラミー賞受賞プロデューサーであるビル・ボトレルのエンジニアリング、そしてボトレルとジェイスン・マーツのアレンジによる「ウィ・ビルト・ジス・シティ(邦題「シスコはロック・シティ」)」である。もう一曲は、「セーラ」だった。このアルバムは全米最高7位まで上昇し、プラチナディスクとなった。
 1987年初頭、「愛は止まらない(ナッシングズ・ゴナ・ストップ・アス・ナウ)」が映画「マネキン」の主題歌となり、No.1ヒットとなる。しかし、ヴィデオには、グレイス・スリックとミッキー・トーマスの二人にギターのクレイグ・チャキーソを加えた三人だけが出演している。この当時、この曲がNo.1になったことで、グレイス・スリックは、「『ビルボードホット100』の第一位を獲得した曲を歌う歌手の中で最も年長の女性歌手」となった。スリックはこの時47歳だった(この記録はシェールが1999年に「ビリーヴ」を52歳で歌うまで破られなかった)。翌1988年には、「ワイルド・アゲン」(ビルボードのシングルチャートで73位まで上昇した)が映画「カクテル」で使用されている。

 では彼らの楽曲の中から代表作を3作、映像でリンクしたい。もちろん、私が大好きだった楽曲で、今でもよく車の中で聴いている名曲だ。きっと聞き覚えがあるに違いない。

 1 We Built This City   

We built this city
We built this city on rock and roll
Built this city
We built this city on rock and roll

Say you don't know me or recognize my face
Say you don't care who goes to that kind of place
Knee deep in the hoopla, sinking in your fight
Too many runaways eating up the night

Marconi plays the mambo, listen to the radio
Don't you remember?
We built this city
We built this city on rock and roll

 当時の流行語を借りれば「ご機嫌サウンド」だ。邦題が「シスコはロック・シティ」

 2 Nothing's Gonna Stop Us Now

 覚えやすいメロディーラインで映画「マネキン」の主題歌として使われ、その後、サビの部分が日本でもCMに何度か使用された。

Lookin' in your eyes
I see a paradise
This world that I found
Is too good to be true

Standin' here beside you
Want so much to give you
This love in my heart
That I'm feelin' for you

And we can build this dream together
Standing strong forever
Nothing's gonna stop us now
And if this world runs out of lovers
We'll still have each other
Nothing's gonna stop us
Nothing's gonna stop us now
Oh, whoa

 3 Sara   

Go now
Don't look back, we've drawn the line
Move on
It's no good to go back in time

I'll never find another girl like you
For happy endings, it takes two
We're fire and ice, a dream won't come true

Sara, Sara
Storms are brewin' in your eyes
Sara, Sara
No time is a good time for goodbyes

 人の名前を連呼する歌詞とタイトルは、日本でも数多く使われたが、彼らのこの「セーラ」はその走りになったようなものだ。

 さて、今日は80年代の洋楽ブームの中で、重要な位置を占めた「Starship」を取り上げたが、懐かしんでもらえたでしょうか?

 洋楽は10年経とうが20年、30年経とうが決して色褪せないし、飽きることはない。他にも紹介したい想い出深いバンドは山ほどいる。ブログ閉鎖まであと4ヶ月弱の限られた期間の中で、機会があればぜひ取り上げてみたい。

 記事作成:12月27日(水)


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