毎年お送りしているこの種の記事は、正直執筆するのが寂しい。長く、福島県民に親しまれ、愛されたアナウンサーが退社し、福島を巣立っていくからだ。ルーティーンとして生活の一部だった、「テレビの顔」が4月から見られなくなると思うと、生活に張りを無くしてしまいそうだ。
しかしながら、彼女たちが自ら下した決断を尊重し、これまでの労苦に報いる意味では、感謝して笑顔で送り出すのが視聴者の役目でもある。
そこで、今日は、これまでの出演場面を振り返りながら、福島県での功績を讃えたい。
梅田澪理 A型
彼女に関しては、3月25日(金)の「げっきんチェック最終回」で、特集記事を掲載したので、詳細はそちらをご覧ください。
記事ははコチラ→ http://tsuri-ten.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/post-0d4e.html
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続いて退社はしないが、長く親しまれた「番組の顔」を卒業する女子アナを紹介します。
猪俣理恵 A型
1982年8月27日会津若松市出身の33歳。日大東北高校、関西大学を卒業し、KFBのアナウンサーとして入社。2012年4月から「ドミソラ」のメインキャスターに就任した。丸4年を迎え、このたび、番組を卒業することとなった。
A型らしく、姉御肌で、常に明るく振舞い、細かい気配りと共演者を立てる物腰で存在感があった。
最終回の挨拶では、泣くつもりはなかったが、感極まる場面もあった。
「ドミソラ」では30分番組だった時から、そして第1回目の放送から見続けてきた。高島英里奈アナ、千原礼子アナが卒業し、メインMCだった猪俣アナまで見送ることになるとは・・・。彼女も数年前に結婚し、そろそろおめでた?かなと思っていた。もしかすると出産のための番組卒業?になるかと思うが、彼女はもともと会津若松市出身なので、もし出産ならば、仕事復帰もあり得る。ぜひ、そう願いたい。
いずれも存在感があり、中心的な立場だった。彼女たちの出演番組だった「げっきんチェック」、「ドミソラ」は全番組を録画してあった。それは、いつの日かこんな日が来ても、彼女たちを追憶できるようにという思いからだった。
「ドミソラ」の後任には、ベテランの笠置アナが務めることになり、番組名も「ドミソラⅡ」となる見込み。
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松永安奈 A型
1年前、名切万里菜アナと同様、NHKから異動してきた契約アナ。彼女もまたメインMCを務めていた「サタふく」を僅か1年で卒業し、夕方のニュースへ異動となった。番組の顔がすげ変ることに一抹の寂しさを感じる。彼女も以前FTVに在籍していた名和田アナに雰囲気が似ていて、天真爛漫の明るさと愛嬌を振りまき、癒しを与えてくれている。私はかしこまったニュース報道より、「サタふく」のようなバラエティーに打ってつけと思っていた。退社する訳ではないので、局内の配置転換ということで、また彼女の姿を拝見できるのが嬉しい。名切アナも短くてあと1年、長くてもあと2年で福島を去るのではないかという不安がある。ぜひ福島に一日でも長くいてほしいと思う。
3月は日本では卒業や転勤などのシーズンとなっていて、旅立ちと別れの季節となっている。文字通り人生の節目を迎える。梅田澪理アナは、福島を旅立ってもぜひ、福島のことを忘れずに新しい場所で頑張っていただきたいと思う。
なお、これ以降の異動が生じた場合には、記事の途中に差し込んで追記し、更新したいと思います。
記事作成:3月26日(土)